阿久悠さんの逸話 朝日新聞 転がる石 |
らあかん」と言い含められて過ごした淡路島の高校生が、進学して上京、作詞家
になる端緒までが描かれる。
文芸春秋社で担当した荒俣勝利さんによると、執筆は阿久さんからの申し出で
テーマも本人が決めた。「結核になったことが、自分の人格形成にいかに影響したか
ということを強調されていたのが印象的でしたね」
阿久さんは雑誌の付銀の歌詞本から、女、港、酒などの言葉を抜き書きし、ど
の言葉が一番使われているかよく分析していた。今で言うオタクっぼく、将来の
大物作詞家の姿は想像できなかった。 と友人の話です。
この切抜きが、あの日記につながっていくのですね!