苦心の制球、1失点完投 この日のために!上野完投 |
決勝の先発は上野だった。前日の準決勝、3位決定戦に続く溜日間で3連投。「エースと心中するつもりだった」という斎藤監督ら首脳陣との問でこれは事前の決定事項だった。どんなに疲れていても五輪22連勝中の米国に対抗できる投手は上野しかいなかった。
最終回、二死一塁でローの三ゴロを広瀬が処理。送球が一塁手のミットに収まった瞬間、「マウンドで鳥肌が立った」という。この日も95球で完投し、「このために4年間やってきた」。
ソフトボールにとって最後の五輪。幕引きの瞬間、勝利のマウンドに立っていたのは全精力を使い果たした世界最速右腕だった。
時折姿を見せる、斎藤監督が素敵に見えました。
上司として、落ち着いた、知的で頼りになる方とお見受けしました。
人間的にも、魅力のある方ではないかと思いましたが・・・・