政府はスピード不足 東国原宮崎県知事 |
国民のニーズは多様化、複雑化、緊急化している。政府は一生懸命に対応していると思うが、後手に回っている感じが否めない。国民の不平不満が沸騰している気もする。時代のスピードについていけていないのではないか。今になって、与党と民主党がそれぞれ「バラマキ」路線を
主張しあっているが、国民はそんな姿勢を見透かしている。
- 「ねじれ国会」では与野党が激しく対立し、なかなか合意が見いだせません。
地方行政を預かる身としては非常に困る。税制改正関連法案など生活に直結する法案は、直接地方の財政に響いてくる。与野党で歩み寄り、新しい法律案でも改正案でもアレンジしてもらえればいいのだが、一番困るのは国会審議が止まってしまうことだ。