柳沢 賢一郎氏 前のゴーギャンに載っていました。 |
柳沢にとって音楽や芝居は単なる趣味。しかし、絵を描くことは、感覚に直接訴えるための自己表現の手段である。油絵で描いた釈迦の姿を通して、人間と自然が共生し、環境にやさしく、暮らし、癒しを得るためのメッセージを発信したい。柳沢はキャンヴァスを前にそう語ってくれた。
●やなぎさわ・けんいちろう 昭和19年1月1日生まれ。東京大学工学部卒業。三菱商事在籍中、同大学院経済学修士課程修了。三菱総研へ。平成8年末に同社退職。柳沢情報科学研究所を設立、執筆・講演活動で活躍中。
前に講演をされた時の要旨
講演要旨:
ITは「知識」のみにかかわる技術であって、「知恵」を扱うことができないというきわめて大きな限界を有している。それゆえに、ITによるコミニュケーションは全く不完全であるし、電子商取引は普及し得ないし、企業の生産性は向上しないだけでなく、種々の社会病理の原因にもなり得る。近代西洋文明の諸問題が日々顕在化しつつある今日、ITがそれらを助長し加速するものであることを認識しておくことは何にも増して重要である。(以上、講師ご提供要旨原文)