気になった井上章一さん ウィキペディア |
京都大学人文科学研究所助手の後、国際日本文化研究センター助教授となり、現在、教授。1986年、『つくられた桂離宮神話』でサントリー学芸賞、『南蛮幻想』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。社団法人現代風俗研究会の中心的存在である。
建築史・意匠論が専門だが、一般には『美人論』で広く名を知られるようになり、一時はよくテレビにも出ていた。『パンツが見える。』上梓後は「風俗史に転向した」とも発言している(ただし、建築にまつわる著作はその後も出されている)。ユニークな視点で広く日本文化について発言している。著書は建築・美人論・男性論・関西文化論・日本文化論・人形論ほか多くのジャンルにまたがり、一見一貫性がないように見えるが、いずれも学説史、言説史を踏まえたもので、学問的価値は高い。
面食いを公言しており、美人論では面食いの正しさを主張。阪神タイガースのファンとしても知られる。趣味は41歳からはじめたピアノ。