悩む力 姜尚中著 |
もう一つ言えば、このアテンションという「承認のまなざし」は、家庭ではなく、社会的な他者から与えられる必要があるのだろうと思います。
お金は必要ですし、知事や名はいらないといったら嘘ですが、やはり他社からのアテンションも欲しいのです。それによって社会の中にいる自分を再確認できるし、自分はこれでいいのだという安心感が絵られる。そして自身にも繋がっているような気がします。
人間というのは、「自分が自分として生きるために働く」のです。「自分が社会の中で、生きていていいという実感を持つためには、やはり働くしかない」のです。
立ち読みをしていて、この文章を読んで、購入してしまいました。
それは、今の自分に当てはまることがあるからです。
なんとも言えないような、不安は、働いていないことから来ているのかと?
そして、秋葉原の事件も、この指摘が当たっているのかなと思っています。