須賀 敦子さん 人生の第四コーナー |
そして六十七歳、がんの告知を受ける二十日ほど前には、イタリア文学者の後輩、大阪芸術大教授の武谷なおみさん(60)に・「私、ものぽっかり書いているけれど、やっぱり勉強しなくっちゃ」と言ったという。
遺品に膨大な講義資料がある・。日本人の作家ごとのファイルが最も厚い谷崎潤一郎を筆頭に約五十冊。寝る間を削ったのは生活のためだけではない。勉強心教えることへの情熱と使命感と、負けん気が垣間見える。 (編集委員小林省太)
すごい人ですね・・・残念ながら、そこまでは理解できないですが、なにかを感じる人です、