連休中は、外に出ず、実家に・・・ |
パソコンをいじっていたら、昔読んだ本(といっても、2~3年前?)
<抜く技術>
私は今後、こうした抜く発想ができるか、否かが、人や、組織の盛衰、浮沈のカギを握っていると考えています。逆に言えば抜く引く省くを応用することで、企業も人も成長していける。
すき間や遊びが力を吸収したり、クッションの役目を果たしてくれるわけです。つまり、力を抜く仕組みがないものはものいなです。本当に強いものは柔軟である。真に頑丈なものは柔らかい部分を持っていると言えましょう。
人間は成長すればするほどに力みが抜けて、余計なものが省から、欲望や邪念の少ない状態に近づいていく存在なのです。
成長の究極は、幼児の無垢にある、すなわち力みのない状態を持って成長の完成とする。人間の生き方そのものにも力を抜く技術が大きく関わっているのです。
長くなりましたが、この体験から私は多くを学びました。たとえばことを為すには粘りが大切、百回やってもだめなことでも、101回やれば成功することがある。
これは失敗しなければ取れなかったデータ、1回限りの価値あるデータだ、実験は失敗なんかじゃない。大成功だ。これを使ってすぐ論文を書きなさい。
失敗したから失敗なのではありません。失敗を失敗のまま放置したとき、失敗が失敗として固定されてしまうのです。