懐かしいアジアの職人技 ラジオ |
「インドネシアでは、一本の木があれば木工職人の家族を一年養えるといわれるほど木の価値が高く、大切なものとされています。デザイナーには、そんな地元の資源や人材を有効に生かしたいという思いがある。ただそれとは別に、シンプルな木のデザインはぬくもりを感じさせ、長く使ってもらえる製品としての魅力を備えています」(マグノブランドを販売するアシストオンの斉藤有紀さん)
機能面で選ぶならはかにもたくさんの商品がある。しかし、人によっては必要としない便利
さや機能性をそぎ落とすことで得られる価値もある。便利な社会が失った何かを、木のラジオは思い起こさせてくれる。