投資家みたいに生きろ 藤野英人著 19-77 |
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2019年 09月 18日
ビジネスブックマラソンで紹介されていた本です。
お金を使うことに躊躇があったので、それを後押ししてくれるかなと思って購入してしまいました。 参考になって面白かったです。 社畜か、懐かしい言葉も出てきました。 タンス預金ね・・・なんて日本人は自分のことしか考えないのかしら、うちなんか、そもそもタンスなんてないもの(笑) <抜き書き> ・この本は、投資家という職業になるための本ではありません。投資家みたいに生きるための本です。 ・平均寿命はどんどん伸び、国に老後の面倒をすべて皆見てもらうのは無理だ、という現実がやってきたのです。 解決策は、とてもシンプル将来に向けたお金の不安をなくす方法とは何か。 1つ目は、「若いうちにたくさん稼ぐ」ことです。 2つ目は細く長く暮らしていくよう「支出を抑えること」です。 私が投資家の立場として伝えたい解決法は、この2つとは別の方法です。その一つ目は、元気で働ける限り、「長く働き続けること」です。二つ目の方法は、将来に備えて「収入の一部を投資に回すこと」です。長くコツコツと投資を行い資産形成をしていくのです。 ・投資家的な解決策には、大きな誤解が生じているからです。 その誤解は、大きく分けて3つあります。まず、自立する気持ちが欠けている人が少なくないことです。自分の人生は自分で支えるのが本来のあり方です。2つ目の誤解は、労働感です。「嫌なことを我慢したり、意に反することをするのが仕事というものだ」と思っている人が少なくありません。そして最後の誤解は、国民全体の金融リテラシーの低さです。日本人の約50パーセントもの人が、「投資なんて勉強したこともないし、やるつもりもない」と考えているのです。 ・「これは、根底から考え方を変えないと、不安に取り憑かれて、ますます萎縮した日本になってしまう」、そんな危機感を投資家である私は抱きました。 ・70歳、75歳と、長く働けるようにするには、「自己投資」という概念が不可欠です。そして、金融庁が報告書で触れていた投資は、「長期・積み立て・分散投資」のことであり、実はリスクの低い王道の投資法です。これらはすべて、投資家みたいに考え、投資家みたいに生きることで、ちゃんと解決できる問題なのです。 ・日本経済を長らく停滞させてきたもの。それは、保守や忖度を重んじ、リスクを避ける体質でした。特に、日本では高齢化問題が重しになっています。どの組織でも上の世代がいつまでも重要なポストに座り、心身新陳代謝が起きにくくなっている。 ・その一方で、新しいことにチャレンジする若い人たちが増えています。彼らに共通するのは、”リスクを取ることで大きなリターン(成果)を得ている”ということです。変化することを恐れずにお金や時間を自分や会社に投じて、さらに大きな収入や多くの自分の時間を得ています。 ・このように地道な成長企業は、実際に調査しにいき、実態を聞かなくては気づくことができません。そうして適切にリスクを取っていける人達なのかを見極めます。投資家的な見方をすると、成長のにおいを嗅ぎ分けられるようになるのです。 ・リスクとの向き合い方が「二極化」を生む 日本人は2つのグループに分けられると思っています。「失望を最小化する人たち」「希望を最大化する人たち」 ・投資において求められるのは、相場が上昇してみんなが浮き足だっているときに売却し、みんなが怯えている時に買う冷静さです。根本的に投資家は「淡々としてやる」ことが大事です。 ・投資とは エネルギーを投入して 未来からお返しをいただく行為 ・日本の投資家にも、すごい人がいます。それが本多静六さんです。(あの渡部昇一さんがやはり取り上げていました) 本多さんは1866年生まれで、東大教授なども務めた明治・大正時代の造園技師です。超一流の造園技師であり、投資家でもあるというスーパーマンです。彼は仕事のかたわら、収入の4分の1を天引きで貯蓄し、それを株式に長期投資しました。退官するまでに現在の価値で100億円を超す資産を作ったそうです。 ・「人生は生なる限り、これすべて、向上の過程でなくてはならない。社会奉仕の努力でなくてはならない。もし老人のゆえをもって、安穏怠惰な生活を送ろうとするならば、それはとりもなおさず人生の退歩を意味する」 ・数億円のお金を得た人たちが口を揃えて言うのは、「お金があるからといって幸せになることはない」ということです。やりたいことを実行するための「思い」や、それに集まってくる「仲間」のほうが、お金よりよっぽど貴重だといいます。 ・「消費=応援」と考えてみると、新たなお金を使う行為は「力」を持ち始めます。生活のためだけに無自覚にお金を使うのは、いったんやめにしましょう。少しずつで構いませんので、「応援する」という意識で財布からお金を取り出すようにしてみてください。 ・「主体性」(やりたいこと)や「決断」(成功体験の積み重ね)が欠如すると、そのような一生で終わってしまいます。サラリーマンであれば「社畜」と呼ばれる人たちです。 ・私が投資する本当の目的。それは、「世の中を良くして明るい未来をつくること」です。 ・「人生最高の幸福は、社会生活における愛の奉仕によってのみ生じる。わかりやすく言えば他人のために働くことだ」愛の奉仕、利他の気持ちを持つことそのものが幸せなことであり、それは本多さんにとっては投資のリターンだと言えるものだったのかもしれません。 ・ベンチャー企業では自分で考え、行動していく人が求められているので、高いマインドセットで働くことができます。そのためにも、「大企業=安心・安全」という思い込みは捨てる必要があります。 ・決断の時に私が持っているものは、「未来の希望」です。「人を信じること」と言い換えてもいいのかもしれません。 ・タンス預金は、ただ眠っているだけで、なんの役にもたっていません。エネルギーが消滅した「死んだお金」なのです。本当にもったいないことです。 ・現金は「バーチャル」なもの。もちろん株価は変動しますが、少なくとも会社という「実態のあるもの」と紐付いているわけです。つまり、現金よりもよっぽどリアルな存在なのです。・・・・・貯金そのものが目的になると、今度はお金を失うときの痛みが大きくなりすぎます。それはまさしく「失望を最小化する人」の思考ですね。 ・給料は、我慢料ではありません。損得や判定に偏った思考を変え、もっと「好き嫌い」でキャリア選択をしてもいいのです。労働観とお金観、人生観はつながっています。「働くこと=悪」というバイアスを取り除き、人生の主導権を握りましょう。 ・全ての行為の前に「これって投資?それとも浪費?」という自問自答をしてください。 ・「リターン」を意識した行為であれば、贅沢な食事だって立派な投資になります。それを可能にするのが、「これって投資?それとも浪費?」という質問の威力なのです。 ・一冊でも多くの本を読む、一人でも多くの新しい人と知り合う、一回でも多く人を褒める・・・・。そうやって、日常に「小さな差」をつけて、日々を大切に生きるのです。 ・投資の「思考」を「習慣」につなげる ルール1 お金をかけなくてもいい(ベンチャー精神) ルール2 三日坊主上等(脱サンクコスト) ルール3 プロセスを楽しむ(手段を目的に) ・投資の世界には、「サンクコスト」という概念があります。投資したお金や時間、労力を、せっかくだから取り返したいと思う気持ちのことです。サンクコストにとらわれてしまうと、現在の価値が見えなくなり、賢く判断する感覚が鈍ってしまいます。そうならないためには、常に未来志向で、「今」を判断基準にすることです。 ・繰り返しお伝えしたように、投資をする際、リターンを意識することが大事です。しかし、それは常に「未来に向けられたもの」です。 ・これからの時代は、情報よりも「体験」の価値が上がります。 ・旅行に限らず、新しいものに反射的に嫌悪感が起こってしまうのは、「過去」に目が行っているからです。 ・宣言することで、ヒト・モノ・カネが集まる時代です。そして、夢や目標が大きければ大きいほど「言ったもの勝ち」になります。 ・「人の目にさらされる」という訓練を自主的にやっていく必要があります。作品をつくる創作活動を、日ごろから一つだけやるようにしましょう。絵を描く、書道をする、歌を歌う、文章を書く、楽器を演奏する。なんでもいいと思います。 ・「ありがとう」を連鎖させよう。実は、良い投資家になるための第一歩は、「よい消費者」になることだからです。 「ありがとう」を言ってくれるかどうかは、仕事のモチベーションにかかわる大きな問題なのです。経済を回しているのは、「お金」だけだと思われがちですが、私はそうは考えていません。 ・「人をほめる」ことは「相手に関心を持つ」ことから始まります。「人の変化を見る」ということは、「世の中の変化を見る」ことと同義です。 ・業界や属性を超えて「共通点」を見つけたり、「共感」をする。これこそがコミュニケーションの本質です。 ・プレゼントをする時の最大のポイントは、「さりげないもの」にすることです。「何かお返しをしなきゃ」と思わせてしまうものは、プレゼントとして適切ではありません。 ・有名なチロルチョコでは、「DECOチョコ」というサービスでオリジナルチョコを作成できます。 ・コピーライターの糸井重里さんは、こう語りました「ちゃんとメシ食って、ちゃんと風呂入って、ちゃんと寝てる人には、敵わない」 ・話を聞いているときは、「何か質問はないか」「疑問に思うことがないか」と、頭の片隅に置きながら聞くようにしてみてください。すると、インプットの質が格段に上がります。 ・まずは、「読書」です。読書は確実なリターンが得られる最高の自己投資だと思います。一冊の本には何らかの道に精通した著者がそれまでの人生で得た経験値が凝縮されています。 ・「小さく・ゆっくり・長く」の原則 「小さく」というのは、自分の手に汗をかかない金額で始めること。「ゆっくり」は、焦らずに時間を分散すること。「長く」はできるだけ長期的に続けることです。 ・投資家の思考と習慣を身につけ、必要以上にお金の不安に取り憑かれずに生きていっていただきたいなと思っています。 ・「会社に属し、会社のために働かされている」という意識ではなく、「この仕事を、会社を、自らが選んでいる」という意識でいられるかどうか。この意識の差によって、行動がまるで違ってきます。 ・どうか、主体的に、会社を利用する存在であってください。 ・資金の目途がついて仲間のサポートが得られるならば、自分で起業して「ベンチャーの虎」や「ヤンキーの虎」として大暴れする道も考えてみてください。 ・「会社に所属し、生活のためにそのインフラは活用するものの、出世は目指さず、しかし決して社畜にならず、自分の人生を自分でデザインする」、それがネコリーマンです。「過去がどうだったか」ではなくて「今持っているもの」の価値を正確に見極めることです。 「いくらで買ったか」は忘れなさい。
by nandemokoukisin
| 2019-09-18 16:47
| 読書ヒストリー
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