下駄を脱がせろ女性に任せよ 福島伸二氏 朝日新聞 |
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2018年 08月 12日
おっしゃる通りだなあ・・・・
でも、野田さんみたいに困った女性政治家もいるしな、 頭の固い御仁もいっぱいいるからな(笑) プラカードの「下駄を脱がせろ」は、面白いな!! 最初、なんのこと?って、思ってたけど、点数等で「下駄をはかす」から来てるんですね(笑) 通信販売でおなじみの「ジャパネットたかた」の創業者、高田明さんの声はテレビで聞くほど甲高くはなかった。あれはどうやら営業用の声色らしい。 先月末に長崎市であった核廃絶への道を探るシンポジウム・田上富久市長との対談はユニークな組み合わせがうまく響き合って、聴きながら重いテーマをしなやかに考える機会をもらった。 たとえば高田さんが「いいアイデアがあります。各国のトップがみんな女性になったら、きっと核兵器は廃絶されると思います」と言う。うなずく多くの聴衆を前に、田上さんはこう返す。 「去年の核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のノーベル平和賞授賞式でのスピーチは3人とも女性でした。核兵器は男が作った、という話もあった。けっこう当たっているのでは」 引き続いてのパネル討論では、中央大学教授の目加田説子さんが、2人の対話を受ける形でずばりと言った。 「この国の最大の問題は〈老害〉と〈男性害〉です。いわゆる偉い人はみな男性だという状況を変えなければならない。基本的に〈若い女性〉に任せぱ平和になります」。二つの「害」と思しき専横や醜聞ばかり目につく昨今、男性も含めて賛同の空気が会場にわいた。 そうした発言を聴きながら思い出しだのは、伝説の編集者、花森安治の書いた「女だけの政治」と題する一文である。 「暮しの手帖」を創刊した花森の一文は、戦後何年かして書かれた。政治の愚劣に怒り、もはや男の政治はダメだから一度女に任せてみよ、という主張は先見性に富む。一節を引いてみる。 「人類が物心ついてからというもの、政治は男のやるものときまっていた。そして男たちは、ああでもない、こうでもないと、いろいろやってきたが、どうやってみたところで、戦争は次から次へとくりかえされるし、世の中の不合理は、すこしも改まらないのである」 だから世界中の国の政治をみんな女性がやればいい、と説いたうえで「男がダメだったら、こんどは女がやるまでの話である。……とにかく、これは、やってみる値打のあることである。女のためにも、そして人間全体のためにも」。 歯切れよく述べる花森は、すこぶる本気である。考え方の根っこには、男はこう、女はこう、という決めつけへの不毛感がある。そのうえで、世の中は変えていけると信じる前向きな意思が、仕事と同様にこの文章にも流れている。 花森が存命なら、女子の入試点数を一律減点していた東京医科大を大いに叱ることだろう。大学前で男性優位に抗議する人が掲げた「下駄を脱がせろ」のプラカードにも共感するはずだ。医科大のアンフェアだけではなく、旧習臭う日本社会に向けられた、それは一喝である。 去年の4月のこと、261番というゼッケン番号が、伝統ある米ポストンマラソンの永久欠番になった。 1967年の大会に性別を隠して参加して完走し、女子マラソンの門をこじ開けたキャサリン・スイツツアーさんがつけた番号だ。当時、マラソンは過酷で女性には無理というのが常識だった。気づいた大会関係者がレース途中で彼女を排除しようとする写真が残っている。その写真がアメリカの世論を動かした。 彼女の勇気をたたえる50年後の永久欠番である。今日の女子マラソンの隆盛からは考えられないが、そんな時代があった。世界は変わるものだと思う。人間の社会というものは、さまざまな醜悪さを見せながら、自らを修正していくエネルギーもまた、内包しているのだ。 昨年、世界経済フォーラムの男女平等度で日本は144カ国中の114位だった。9年連続で1位を続けるアイスランドは日本にとって、谷底から仰ぐような高峰だ。その国の女性の元大統領、フィンポガドツティル氏が言っている。 「もし女性にもっと発言権があれば世界がどれだけ今より良くなるか、想像してみてください」。うなずく人は多かろう。あの国、この国の男性リーダーらのマツチョで危うい言動を見るにつけ。」男はなにをすればいいのだろう(笑)
by nandemokoukisin
| 2018-08-12 08:29
| 気になった論、ことば
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