同じような提案その2 働き方完全無双 ひろゆき著 |
鼻づまりには、息を止めて、症状を改善するというのは、面白かった。一時的には、確かに改善しました。
ベーシックインカムについての考え方も地についており大変面白いと思いましたし、今後必要になることだと思います。
ベーシックインカムが今後、必要になるだろうと思っていた者には、心強いです。これから生きるには、自衛するというか、景気がよくなるとか高収入の仕事が見つかるとか期待しないで、自分で考えて備えておくことが必要だと思います。
・海外の「安い労働力」を入れるな、つまり外国の安い労働力に支えられて、今の日本の無駄な産業が成り立ってしまっているのです。
・「世界のお金持ち」を呼び込もう、日本のホテルは、値段が安すぎて外国人観光客が来ないと言います。
<抜書>
・人生の「抜け道」を教えよう 競争に負けてお金が稼げないのであれば、お金がなくても大丈夫な状態にすればいいのです。「お金が無くても工夫して幸せを目指す」という生き方です。
・個人として、ワンチャンを狙いながら幸せを目指すという生き方です。「働き方」にフォーカスして、一発逆転を狙えるようにするのです。
・スキルはコモディティー化するものです。どういうことかというと、人が身につけたことが、マニュアル化され、誰でも再現可能になり、価値が下がるということです。すると、いちど身につけたスキルだけでは食っていくことができなくなります。
・沈みゆく日本で、みんなと同じ働き方をしていては、全員が一緒にやられてしまいます。
・ここで必要なのは、 社会学的視点です。 押さえておきたいポイントは、「 ブラック企業」 と「 ベーシックインカム」 についての知識です。ブラック企業の論理に負けず、ベーシックインカムをもらうことを前提に生きることを目指します。
・「スキル×理論×経営者視点×環境」が無双だ
・生活保護は、「権利」として認められているわけですから、例えばアメリカやフランスでは、「私は自分の権利を追求しているだけです」という考え方があるだけです。もし、生活保護という仕組みがよくないと思うのであれば選挙や投票でそれを主張するべきであって、個人に対して文句を言ったり、妨害したりするのは間違っていると思うわけです。
・「イヤナこと」をやるためのスキルが人生を楽にする。
・人間って、何かをやり始めることは苦手ですが、一度やってしまえば継続するようにできています。
・「自分の記憶力に自信を持たない」というのも大事なポイントです。
・ブラック企業で働いている人がいるから、ブラック企業が生き残れてしまうわけで、働く人がいなくなれば必然的に回らなくなります。
・「答えがない仕事」はキッパリ決断する。そのような仕事は、自分の中で完成と思えば完成であって、さっさと終わらせて手離れさせるのが一番です。
・(仕事をしていくうえで大事なことは)それは、「100万円の貯金ができているかどうか」です。なぜなら、年収1,000万円でも生活費カツカツで暮らしている人より、年収500万円で毎年100万円貯金できている人のほうが、生きる上で絶対に有利だからです。
・「期待値」というのは扱いにくい概念であって、期待値は下げられるだけ下げておくほうが絶対に人生トクなのです。
・「笑顔の人」は損しない、言葉が通じなくても、僕は終始、「ニコニコする」ということにしています。
・近い将来、日本では少数の稼げる人と生活を支えるだけで精一杯の人に分かれます。だから、国民全員に最低保障の生活費を配る「ベーシックインカム」が必要なんじゃないかという話を、ネット上でずっと続けてきました。ここでは、それを前提に生きることに意識改革することを目指したいと思います。
・老後にガンになったら投与される薬代の2000万円を、もし若い時の教育や結婚の費用に使えていたとしたら、かなり人生が変わると思いませんか。単に、 どちらの人生が正しいというわけではなく、 自分の人生の選択は自分で決めるというのが大事だと僕は思います。
・日本の国家が使えるお金の1億分の1は、日本人として生まれた瞬間に、あなたが使う権利があるお金なのです。ベーシックインカムは、財政上、試算した限りは実現できます。月7万円を国民全員に配ろうとすると、93兆円が必要です。高齢者も含めて国民全員を医療費3割負担にし、生活保護費をなくし、相続税を増やし、年金制度も徐々にシフトさせて捻出するのです。
・そして社会保障をなくし、解雇規制をなくし、企業は優秀な社員だけ集めて、どんどんクビにできるようにする。ベーシックインカムがあるのだから、クビにされてもしばらくは生活できます。企業は解雇しやすくなり、個人も会社を辞めやすくなります。すると、ブラック企業で薄給で働かされることからも逃れられます。
・「高齢者優遇」が若者を殺す、高齢者が無条件にトクする今の日本において、圧倒的な弱者である若者は、モラル的にずるいことしてでも生きていくしか方法がないのかもしれません。
・脳をダマせば眠れる。ポイントは、「無関係の言葉を考える」と言うところです。まず、なんでもいいから英単語を思い浮かべます。先ほどの羊のSheepにしましょうか。そうすると、最初のスペルは「S」ですよね。「S」で始まる英単語を思い浮かべましょう。例えば「snow」だとします。そして雪の「絵」も思い浮かべます。次に、snow以外の「S」で始まる英単語を思い浮かべます。ここで注意したいのが、さきほどの雪とは無関係なものを思い浮かべる、ということです。つまり「snowball」などはだめです。・・・・というのを思いつかなくなるまで続けます。「S」が終わったら次は「H」で先ほどと同じことを続けます。いうのが「連想睡眠法」なのです。
・鼻づまりも仕事のパフォーマンスを下げます。けれど、一時的にそれを直す方法というのを数年前に知りました。充血してることがことが悪いことなので、それを解決してやればいいのです。
まず、息を止めます。鼻をつまんで、口も閉じます そして、首を前後左右に動かします。
1分以上、その状態でガマンしましょう。
体に酸素が行き渡らないと、鼻の毛細血管を充血させているとこいるどころじゃなくなってきて、それで鼻炎が収まります。
・依存する欠点を仕事に転換してしまえば、実は人生うまくいくんじゃないかと思います。食べ物に依存した結果、太り過ぎになったとしても、それを仕事にしてしまえば、一気に逆転できます。
・激しい運動より「歩け」
・「同じ働き方を続けていたい」と言うのを、「守らなくてはいけない」と都合のいいように思い込んでいるだけです。
・明らかに日本の農作物より安いコストでできてしまい、価格競争で絶対に勝てるわけがありません。だからこそ、先ほどの牛肉と同じで、付加価値で戦うのはアリですし、そういう努力をしない人たちはやめていただくしかないと思うのです。
・一部の個別犯を制限するために、全てを禁止してしまうというのは、全体の幸福度を下げてしまうことになってしまいます。
・「よくわからんもの」を恐れるな。仮想通貨もそうですが、「よくわからない」という理由で潰されることがよくあります。
・「禁止」は一時的にせよ!、アメリカでは、「とりあえず20年だけ制限します」と言うように、決められた期間内で法律を定めます。だから20年後に、どれだけの効果があったかを見直しをして、また規制すべきだったその時は法律を続ける、という方法をとります。
・これから先、どんどん技術が進歩していき、「よくわからないもの」は増え続けていきます。「すぐに禁止」「とりあえず規制」と言うのではなく、ある程度の自由さが必要です。
・イス取りゲームではなく「イスを増やす人」を応援すればいい
・どこか日本人には、お金持ちの足を引っ張れば自分の取り分が増える感覚があるのかもしれません。
・ワイドショーという大衆文化こそ、「足を引っ張る」「人を叩く」の元凶です。そういう低俗なものに、フランスに住んでいると触れることがありません。何か分からないことがあったときに、「説明の仕方が悪い」と思ってしまう人は要注意です。足を引っ張ろうとする精神性がありそうです。「勉強しなきゃマズイ」と思える人は、まだ大丈夫です。
・僕は、好きな音楽を何度も聞く習慣がありません。たとえ、苦手な音楽が流れてきたとしても、ラジオを流しておいたほうが新しい情報が得られます。そのくらい同じことを繰り返すのが嫌なんですよね。
・「経営者がよくて、労働者が悪い」という単純な分け方ではなく、「やりたくないことやらされている」という状況が人生において不幸であることになります。だから、そういう状況にならないようにするのが、「完全無双」を目指す上で重要になります。
・「あなたがいることで、売上の増減に影響があるかどうか?」影響があるのであれば、頭を使って工夫して試行錯誤すればいいし、影響がないのであれば、いかにラクしてサボれるかに頭を使った方がいいわけです。
・若い人にとっては、職人的な長い修業生活よりも、新たなスキルを身につけて業界を縦断できるようにするほうが、これから先は長く食べていけるかもしれませんね。
・日本はこうやって生き延びろ! 結局、オイシイ業界は、「観光」だけになりそうです。最低限、外国から買わなければいけないものを観光による収入だけで賄えるのであれば、もはや観光大国を目指したほうが早いのです。・・・日本は全国を日光江戸村みたいな町並みにするか、秋葉原のようなアニメやゲームの街を広げていくのが一番の正攻法でしょう
・「世界のお金持ち」を呼び込もう、日本のホテルは、値段が安すぎて外国人観光客が来ないと言います。超金持ちの彼らにお金を使わせるような受け皿を、日本にも作ればいいと思うのです。日本には、平均点が取れる取れているサービスが多いです。・・・一方で、超一流の人たちに向けたサービスを用意することも、これからの日本はやっていかなくてはいけないと思います。
・「イラナイ仕事」から消えていく ベーシックインカムが実現されて、「食うための労働」から人々が逃れられたら、きっと世界の金持ちがどういうお金をの使い方をしているのか日本人は目がいくでしょう。・・・牛丼チェーンが24時間営業しています。たしかに、いつでも食べられるのは便利なのかもしれませんが、それがなくても誰も死にません。そういう、「あれば便利だけど、なくてもいいよね」というレベルの産業が、どんどん減っていきんちゃんと外貨を稼げる仕事だけが残ることになるでしょう。
・海外の「安い労働力」を入れるな、つまり外国の安い労働力に支えられて、今の日本の無駄な産業が成り立ってしまっているのです。
・世界でお金を持っている人たちに日本国内で外貨を落としてもらう、かつ、単純に「安い外国人労働者」を国内にフヤサない、ということを国を挙げてやっていく、ということです。そうすることで、ギリシャやキューバ、スイスのように、世界中を巻き込んだ経済的な競争から、うまく降りることができるのです。
・韓国や中国とギクシャクしてしまうのは、経済的に追いつけ、追い越せと敵対視して競争してしまうからです。経済の指標があるかぎり、感情的なが高まりは拭えません。パリの街並みと、ローマの街並みが、それぞれ競争相手ではありません。「パリにも行ってみたいし、ローマも行ってみたい」と、別々の文化として存在しているだけです。これこそ日本が、パイを奪い合う競争から降りて、パイを増やすほうの道を選ぶということです。自動車を作って、アメリカやドイツと性能で戦って、市場を奪い合うとは、訳が違うのです。
・ヘタに核武装なんてすると、今度は他国が日本を攻めてくる口実を与えてしまいます。そういう刺激することはせずに、ただ、「観光しやすい国づくり」を上手に進めていく。そんな平和的な生存戦略をとっていってほしいと願っています。民泊なんかもそうかな?安く対応するのも大事だけど、安く、安くというのが大きな目では、メリットにならないかもしれないですね。」