いわせてもらお 朝日新聞 2017/03/04 |
トリセツの指示が、支持率一番です(笑)
テバサキもヒネリもいける!
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◎まさかの変顔
映画館で夫(62)が大きなせんべいを取り出したので、音が鳴るから食べないよう注意した。せんべいを丸ごと口に放り込み、軟らかくなるまで待とうとした夫の顔は、口が横に大きく広がっていた。私は噴き出してしまい、周囲の客にいやがられた。
(大阪府富田林市・次からはポップコーンに・62歳)
◎トリセツの指示
新しいドライヤーの取り扱い説明書を読んでいた母(76)が「月1回以上どこへ行くの? パーマ屋?」とブツブツ言っている。「お手入れ方法、月1回以上行ってください」と書かれていた。
(和歌山県橋本市・「おこなう」と読むんだよ、母さん・51歳)
◎慰めのヒネリ
小1の息子(7)が漢字テストで「休む」と書くべきところ、横棒が1本多くなって「体む」と書いてしまった。ガッカリしていると、私の姉(41)が「『たいむ』って休憩の時に使うから、ちゃんと休んでるじゃん!」。
(千葉県館山市・氏名欄の「けい太」も「けい犬」になっていました・40歳)
◎流れ落ちたのは……
食後に食器を洗い始めたら冷たい水で手がかじかむ。そこへ母(66)が「お湯を出しなさい」と言って湯沸かし器のスイッチをつけてくれた。やさしさに心温まり、感動に浸っていると、母が諭すように、こう言った。「油汚れが落ちないでしょう」
(埼玉県久喜市・手の潤い油もきれいに流れた・41歳)
◎焼き鳥屋じゃない
手芸店で働いていた時、高校生の男女3人が家庭科の授業でエプロンを作るといって布地を買いに来た。布目に沿ってハサミでスーッと切ると、女の子が驚いて言った。「すごい手バサキ!」
(東京都調布市・「手さばき」ですよね・64歳)