夫のガンを消した最強の食事 薩摩智恵子 和男著 |
著者が真実を語っていないという意味ではなく、やはり、信じたいけど、にわかには信じられない感じです!
本の中でも、記載がありますが、京都大学の元呼吸器外科部長の和田洋己さんの「がん劇的寛解例に学べ」にも同様なことが書いてあります。全くのエビデンスがないわけではないのですね!
・「濾胞性リンパ腫という、どちらかというと難しい種類のものです」
病名の診断はされましたが、その原因についての主治医の見解は「不明」とのこと。「2月末に開腹手術をして、病変部を少し切り取り、どういう種類のものなのかを確認し、3月になったら入院して抗がん剤治療に入りましょう」
・私は病院での治療と合わせて、マクロビオテックの食事で病気を治す「食養法」をやってほしいと思いました。
・食養法の基本です
病気になったら、その原因を引き起こしている有害なもの食べるのをやめる
崩れてしまった引用のバランスを取り戻すものを食べ、身体の状態を整えていく
・私の夫にこの食養法を開始して6ヶ月後ぐらいから、腫瘍マーカーは大きく減少し始め、がんを告知されて1年4ヶ月には正常値になったのです。
・がんを食事で消すために、夫と約束した3つのこと
一つは、一日3食をちゃんと食べること
一つは、外食をやめて、食べるものは私が作るものだけにしてもらい、これまで食べてきたお肉やお菓子や卵などはすべて禁止とすること 一つは、必ず100回以上噛むこと
・少ない食事量でも100回噛むと、栄養をしっかり吸収できる。「ありがとうございます」を、10回唱えながら100回噛みました
・ただこの食糧法を始めてみると、特に大変だったのが噛むことでした。これは半端ではありません。親指くらい程度の量を100回噛みなさいと言われたのです。100回も噛むのは疲れます。
・食べたもの(献立は玄米、根菜中心の野菜のおかず、味噌汁)
玄米ご飯とおかずの割合は、6対4
味噌汁の麦味噌と八丁味噌の割合は、7対3
青菜は小松菜、水菜、季節の葉もの、ブロッコリーなどをゆでたものを少量
・食べるのを禁じたもの
お酒、コーヒー、紅茶、ジュース、果物、ナッツ、サツマイモ、ジャガイモ、油、
白砂糖、小麦粉、白米、肉、魚、お菓子、化学調味料
・毎日の献立は
野菜とワカメのお味噌汁
ゴボウ、人参、レンコンの三種きんぴら
青菜のおひたし
鉄火味噌あるいはゴマ塩
・鉄火味噌やごま塩
・先生から次の3つをよく言われました。
たくさん食べる必要はない、多種類の食べ物を食べる必要はないこと、つまり副菜をつくりすぎないこと
・油は1年間、いっさい使わず調理
・がんが勢いを増す、陰性の強い食品は控える
☓アルコール、コーヒー、ジュース
☓果物、サツマイモ、ナッツ
・病気治しのために、身体を温めた
足湯、腰湯、
生姜湯、里芋シロップ
・食養法を始めて6ヶ月、腫瘍マーカーが大きく改善し始めた
・食養法を始めて3年、がんが消えた
・食養法を始めて3ヶ月くらいしたころから、夫はそれまでひどかったいびきが収まりました。体重が落ちていったことと関係していたのかもしれません。また、水虫がなくなるという変化もありました。
・しつこいほど「噛みなさい」と妻には言われましたが、実際、玄米は噛んでいくとその美味しさが分かるのです。噛めば噛むほどに、味が全く変わっていきます。味わいが深い、食養法を通じて、玄米があらためて好きになりました。
・今、家での食事は、食養法ではなく通常のマクロビオティックの献立です。時々、夫はお魚を食べたり、お菓子を食べたりすることもあるようですが、お肉は全く食べなくなりました。
・病気には敬意を払って接するべきだと思います。ただ、それに振り回されてはいけない。主役はあくまで自分なのですから。
・弱火で、ことことと時間をかければかけるほどおいしいものになっていく。このことは病気治しを通して、私も改めて発見したことです。
・マクロビオティックはシンプルに言えば、土に育ったものをいただくことで心身共に健康に生活していこうという考え方であり、生き方であると思っています。
・このような穀物や植物を食べれば、元気に生きていけるので、肉などの動物性のものを食べる必要はないという考え方です。
・食べ物からは、栄養素ではなく命を頂く
私も死ぬとどこかに吸収されて、何かになる。恐らく植物になる。人間の命も、そういう生物の循環のなかにいるのであれば、その循環の一曲面の数十年の人生に振り回される必要はないのです。
・必要な栄養は、玄米で十分に摂れる
・マクロビオティックでは、身体を陰陽の中間のバランスがとれた状態に保つことが理想です。
・土の下に根を張っていく根菜類は陽性、土の上で葉を広げていく葉もの類は陰性、そして果物は陰性
・なるべく地元の旬なものから、エネルギーを頂く。代々暮らしてきた土地の食文化が、身体には合っている
・「免疫力で病気と闘う」という発想に疑問を感じる
免疫という言葉は何かに対抗するというイメージがあります。何か「悪いもの」があって、それをやっつけてくれる特別なものが免疫という感じですね。この「悪いもの」というのは何か起きたことの結果として、人間が勝手にラベルを貼り付けているだけではないでしょうか。
・マクロビオティックでは、牛乳や乳製品は摂りません。
・干してあるものにはエネルギーがある
・わたしがおいしいなと思う甘みは、小豆をことことじっくり炊いたものにちょっとお塩を入れただけのもの。小豆とカボチャを一緒に炊いたものも甘さがあって、ほくほくしていてこれも大切です。
・まず、玄米ご飯を炊き、自分で出汁をとった味噌汁をつくってください、そしてとにかく100回噛んで食べてください
・マクロビオテックでよく使う食材と器具
根菜野菜、おかず、汁物の具なります。中でもごぼうは食養法では毎日のように食べます。根菜、野菜もできるだけ無農薬かオーガニックのものを選びましょう。
・出汁
出汁1、だし昆布、出汁2・干し椎茸、出汁3・切り干し大根
・鉄火味噌
豆味噌に炒めた根菜類など加え、八丁味噌を練り込んだもの。ふりかけのようになっています。
・梅醤
梅干しと醤油を練り合わせ、熟成させたもの。調味料としても使えますが、番茶に加えて梅醤番茶、あるいは葛梅醤番茶にしています。
・料理法の基本的な考え方
根菜、野菜は皮やヒゲや根まで食べる
優しく丁寧に水洗いする
野菜はぎりぎりまで使う
あく抜き、ゆでこぼしはしない
炒め油は鍋底に少し塗る程度
玉ねぎは「回し切り」で陰陽のバランスを
塩少々は指先のひとつまみ
とろみは葛でつける
・切り干し大根のおいしいダシを取る方法
作り方は切り干し大根ワンパック(40グラム程度)と水1リットルを鍋に入れて、強火で沸騰するまで煮立たせ、その後弱火で20分煮れば出来上がり。甘みのある良いだしが取れます。
・ゴボウ、ニンジン、レンコンの三種キンピラ
・ゴボウの味噌煮黒ゴマ和え
・ひじきレンコン
・飲みもの
コーレン茶 干しレンコンの粉末
・マクロビオテックを楽しく続けていくためのヒント
100回噛むために気に入った箸置きを
小さな豆皿にそれぞれの料理を盛り付けて目でも味わう
調味料は良質なものを使いたい
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豆腐クリームで味の幅を広げる
オリーブオイルや梅酢、白味噌、塩を加えれば豆腐マヨネーズに変わります。
著者のお知り合いの方ですか?
なんで、ご存知なのか、身内だから知っているのですか?
教えてください!
参考にさせて頂きます。