仮説思考を読んで・・・ |
<感想文です>
仮説思考とは、結論を先に考えて、検証と進む考え方です。
・気持ち悪くても、結論から考える!
批判としては、最後のその仮説が正しくなさそうと分かったら、また一からやらなくてはいけないから、却って時間がかかるだろうと言いたいのですが、それに対しては、
・仮説を検証していく中で、正しくなさそうなら、途中で気付くので問題ないし、この方法に慣れることで、スピードはどんどん上がっていくとのこと。
網羅的な分析をしようとして、結論が遅れる方がこわいと。
例として上がっていたのは、
・レポートを書く時に、網羅的に文献資料を集め、そこから書こうとするとすでに、書くエネルギー、時間もなくなっている。
結局、分析、検証する時間取れずに、一番肝心な対策や提示すべきプランに時間を割けなくなってしまいます。
・それではどんな仮説が良いのか?
良い仮説とは、経験に裏打ちされた直観から生まれるもので、
・良い仮説を立てることが重要な理由
①問題解決が早くなる
・仮説は検証し、進化させていく。検証方法には、
・上手なディスカッションをする方法、
・まず仮説ありき、次に分析、問題意識のない分析は、決してやってはいけない。
・コンサルタントは、どんな時に仮説を思い浮かべるのか?
①ディスカッションをしている時、②インタビューをしている時、③突然ひらめく
④しっくり深く考えている時、その他風呂に入っているとき等
・どうしたら、良い仮説ができるようになるのか?
・すぐに、正確な仮説などできないから、心配なら友人、同僚、家族、上司に仮説を試してみることが大事である。
・仮説の失敗を恐れるな!
創造的であればあるほど失敗はつきものです。知的にタフにならないといけない
・仮説の効用
仕事が速くなって、質が向上する
仕事をこなすスピードが速くなる、意思決定の質を高める意味で、仮説思考は極めて重要な役割を果たす。
・繰り返し仮説構築・検証を行う根気と学習能力があれば仮説思考力は必ず高まる。
・仕事には作業以外に、意思決定すると言う大事な要素がある。