すっきり、丁寧に暮らすこと 渡辺有子著 |
なんとか、元気なうちに(笑)
<抜書>
・ものがたくさんある中で快適に、居心地よく暮らしている人もいるでしょう。でも、私はどうにも落ち着かないというか、ともすれば、ただ散らかっているだけに見えてしまいそうです。だったら徹底的に片付ける、多くのものを持たない、シンプルな暮らしを目指すようになりました。
・「すっきり丁寧に暮らすこと」。それは、今の私にとって快適で居心地の良いキーワードになっています。
・家具はメンテナンスして長く使う、それが今の自分たちの暮らしに合っているようです。
・ゴミ箱はキッチンにフタ付きの物と洗面所に小さなカゴが1つだけ。意外にもこれで十分、やっていけます。どうしても必要な時は買い物の紙袋ゴミ袋をごみ箱にします。この買い物袋のストックも数枚だけで、用が済んだらすぐに袋ごとキッチンのゴミ箱へ。溜め込まないと言う事はどんなことでも、暮らしの中で大事なことのように思うのです。
・部屋をすっきり見せたいのであれば、やはり色を統一したり、物自体の数を減らすのが一番です。
・料理が出来上がったときに、ある程度キッチンが片付いていれば、食事の後片付けも億劫にならずに済みます。コンロのまわりはさっと拭いてありますが、食後の片付けでは食器洗いの勢いのまま、毎日ゴトクも洗って、コンロも固く絞った熱いふきんで拭きます。だから、片付け、掃除もそれほど大事にはなりません。
・保存容器やボールは使っている時もつかない時も収まりが良いと言うのが一番。そしていつも買いたせる定番と言う安心感も日用品の大事なポイントです。定番として愛用している保存容器はすべて野田琺瑯のものです。ホワイトシリーズと呼ばれる白の琺瑯容器は、たくさんのサイズが展開されています。
・私は日ごろから冷蔵庫の一段は開けておくようにしています。下ごしらえした肉や魚などをバットに、和え物やサラダの野菜もボールに入れて、つかんまで冷蔵庫で待機。冷蔵庫は作業している間に必要な冷えた作業台なのです。
・塩は旅先で買うことも多いけれど、定番はフランス産のカマルグの粗塩と国産のキメの細かい塩の二つを使い分けています。
・常備していて便利だなと思う食材は、気がつけば大豆製品がほとんど。それとちりめんじゃこ。どれも乾物ほど長持ちはしませんが、1週間前後は物ばかり。そのくらいの「常備」が私にはちょうどいい感じです。
・日々のことに追われながらもその季節にしておきたいことがあります。大人になってからの行事というか、自主開催の行事。それは季節の仕事。その時期しかできない素材で保存食を仕込むことです。
・「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」の塩味クッキー、おつまみにもいけるとか・・・
・私には旅先で観光スポット巡りではなく、その土地にいることだけで十分なのです。その土地で食べられているもの食べてみたい、どんな食材があって、どんな料理が作られているのか、旅の興味はいつもそこです。
・美味しそうと思う直感を大事にして、自分の目で見てその日の素材を決める。野菜のかけらがあったらスープにする。季節の果物を使った前菜は、さっさと出せて便利。
・忙しい一日だったとしても、ヨガの時間を持つことで自分の中のざわざわとした落ち着きのなかった心身が静かになっていきます。ヨガに限らずとも、日常の中で静かになる時間、自分を見つめる時間を持つことができたら素敵ですね。
・アクセサリーも洋服もシンプルなもの。自分の身体と向き合う時間、自分を見つめる時間を持つ。
追記 2021/09/09
どなたかが、見ていただいたおかけで、思い出しました。
野田のホーロー容器は、この方のお陰か、
ヨガもやられてるんですね、これにも影響されたかも(笑)