いわせてもらおう 朝日新聞より 2/28 |
とある県に行ってきた親類からお土産をもらった。添加物を使っていないという、おいしいおせんべいだ。どれくらい日持ちがするのだろうかと、袋の端にある賞味期限のところを見たら、「27・02・31」と書いてあった。
(高松市・2月31日?までには頂きます・75歳)
◎奇遇
夫と同じ歯医者に通っているが、予約時間が偶然、一緒になった。3台の治療イスの両側を陣取り、夫婦そろって口を開ける。治療が終わり、会計を待っていると、名前も続けて呼ばれた。そこで私は思わず夫に「今日の分は、私がおごるわ」と宣言した。
(神奈川県厚木市・この次は割り勘だけど・66歳)
◎専属スタイリスト
義弟(40)にはお気に入りの理容室がある。理由はそこの店名だ。「ハンサムメーカー○○」といって、○○は義弟の名字。「あの店でないと、オレは格好良くなれない気がする」とまで言うのだ。
(広島県東広島市・引っ越しても通い続けてます・50歳)
◎お名前は
近くのスーパーで、5、6歳くらいの男の子が「ママ、ママ」と泣きながら母親を捜していた。そして、「僕、迷子だよ!」と周囲の客に叫んだ。大人たちへの必死のアピールだったに違いないが、その様子が可愛らしくて、みんな思わず笑顔になった。
(横浜市・無事、母親の元に帰れたようです・65歳)
◎ステレオタイプ
タケシという名前の友人が「なぜ悪ガ牛の名前はタケシが多いのか」と嘆いていた。
そういえば、NHKの朝のドラマ「花子とアン」にも「マツサン」にも、タケシという悪ガキが登場した。たぶん、「元祖」のタケシのせいだ。
(東京都江戸川区・ドラえもんのジャイアンのこと・61歳)