いわせてもらおう 朝日新聞より 11/1 |
夏目漱石の「三四郎」の連載が始まり、夫婦で毎日楽しみに読んでいる。「上京した三四郎がいろんな経験をするんだ」という私に、妻(61)が全くの真顔でこう返した。
「いよいよ三四郎が講道館に乗り込んでいくのね」
(福岡市・それは柔道の「姿三四郎」!・65歳)
◎遺伝性
健康診断で胸部X線検査を受けた。撮影後、画像を見た
先生が開ロー番こういった。「なで肩ですねぇ」。祖母、母、娘もそうです。
(埼玉県所沢市・検診結果は「異常なし」でした・51歳)
◎奥の手がある
5歳の娘が保育園の帰り道に「明日、お友達の家に遊ぴに行く約束したの」という。
「その子のママが「いいよ」って言ってくれないのに、いきなり行っちやダメ。電話番号も知らないでしょう?」と私が言うと、少し考えた後、こう答えた。「お家のあるところは知ってるから、糸電話を作る!」。お宅に聞きに行った方が早い。
(兵庫県尼崎市・糸がいくらあっても足りないし・37歳)
◎三英傑
ホトトギスについて「なくまで待とう」と詠むのは徳川家康、「なかせてみせよう」は豊臣秀吉、「殺してしまえ」は織田信長、とされている。夫(55)に「あなたはどのタイプ?」と尋ねたら、夫が即答。「新しいのを買う」
(名古屋市・妻も「新しいの」にしたい様子・52歳)
◎激務
親戚の幼稚園児を預かった。「何かお話して」というので、「おむすぴころりん」を熱演。聞き終わると、彼は「もう一回、巻き戻して」という。面倒に思い、今度は適当に演じたら、「さっきと違う。早送りしないで」。
(愛知県日進市・ビデオじゃなくて人間なので・57歳)