登山家竹内さんと、フリーダイビング篠宮さんの対談 |
そっから、速く離れたくなる・・・
生物がそんな、
そこは終わりではないんです、降りなくちゃいけないんです。
超高所には、敵意です、怖いんです。優しさを感じることはない、全く人間はかなわないんです
頂上は、通過点なんです。
どうしても、途中でやめるわけには、いかない!
酸素ボンベの力を
同じ薄い空気を吸ってみたい、見える気色が違う、薄い空気を吸いながらの本当の気色を見てみたい!
歩いて宇宙に行く感じを覚える
その壮大さとか、雄大
現地の方は、頂上に行ってもいいけど、一番高いところには、触らないでくれ!
徹底した軽量化にある、一人前のインスタントを
一個、41㌘、5個にしようか、4個にしようか悩むんです、
道具とか量を減らすのは、限界に来ている。
削るのは、自分の体しかないんです!
今は、65キロ、身長は185㌢、私にとっては、筋肉も脂肪も必要ない・・・脂肪さえも、私には必要ない!
雪崩で、背骨を折り、肺の一つが潰れた!助からないことに、気がついて。
すさまじい、怒りを憶えてきた、自分に対して、雪崩が見抜けなかった。予兆が見抜けなかった!
怒りながら、落ちていった、気がついた時は、止まってた。
真っ暗で、身体が動かない、
モルヒネを注射してくれて、今のうちに家族にメッセージを残せ、安心して死ねと・・・
すぐにリハビリを始めた、手術した直後から、来年行くって決めていた。事故現場まで・・
医者も、周りも、やめておきなさいって、言ってくれたんです。
何しろ、降りてきてない、だからこそ、同じ山に行って、とにかく登る
1年後、ガッシャブルグに戻ってきた、まだ背骨にシャフトが入ったままだ・・・・
人に恵まれた、それ以外にないですね
続けることでいろいろな人に会えた、だから続けて来られたと思う
篠宮さん、ブラックアウトが2年も続いた
水中でパニックとか、帰れるかなとか思うとダメで、あと15㍍ぐらいのところで意識を失ってしまう。
恐怖心が刻みつけられてしまって、負の連鎖が止まらなくなってします。
もともと、人間はそういう能力を持って、いると思うんですよね。
退化させずに、うまく使って、上手に使えるようになって、先端になって、別の人間になろうとしているんじゃないですかね、壮大な人体実験・・・
ブラッドシフト、守らなくては行けないのは、脳
血液を脳に集めて、長くいられるようになる
75㍍ぐらい潜ると、いつもより酸素が集まってきて、楽になったなって感じがあるんですよね。
7分でも、息を止めることができる。
初めて空気を吸うと、違った篠宮になった感じがするんですよね
何を磨くか、練習量によって、結果を担保できなくなって居るんですよね、アラフォーアスリートとして
いかに練習しないのかがポイント、効率的なトレーニングをする
トラブルさえも、想像して、引き返すことも考えて、山よりも考えるんですよね
引退の幕引き?
高所登山は、いつかやめるかもしれないけど、
やり続けることで、見れるものがあると思うですよね
登り切って、勝ち逃げっていうのはありえないとおもうんですよね。
さらにシンブルな方法でグランブルーを目指す
まだ、見たことのない気色が二人を待っている