医者に殺されない47の心得 近藤誠著 |
でもなるほどって思うことは多々あるので、納得してます。
近藤さんからすれば、アンジェリーナ・ジョリーさんの乳房切除の話はとんでもないということになるのだろうね!
<抜き書き>
・風邪薬も抗がん剤も、病気を直せない。
・抗がん剤は猛毒です。抗癌剤が効くというのは、「ガンのしこりを一時的に小さくする」だけで、ガンを治したり、延命に役立ったりするわけではありません。
・高血圧のガイドライン操作で、薬の売上げが6倍に
・問題は、血圧やコレステロールを薬で下げると、数値は改善しても早死にするリスクが高くなること。
・がんで苦しみ抜いて死ななければならないのは、がんのせいではなく、「がんの治療のせい」せいです。
・今の日本で大人がかかる病気はたいてい「老化現象」で、医者にかかったり、薬を飲んだりして治せるものではないからです。
・多少の痛みや不自由は「自然の摂理だ、仕方ない。がまん」ととらえて、なかよくつきあっていく。高血圧、高コレステロールなど、年とともに出てくる症状には意味があり、老いに立ち向かうために必要な変化。不用意に薬で抑えてはいけません。
・コレステロールは細胞を丈夫にするので「減らさない」ことが大事です。
・いまだにワルモノ扱いのコレステロールも、実は「長寿のもと」です。
・命を奪わないがんは、がんのようなもの・・・「がんもどき」にすぎず、本物のがんに育つことはありません。
・「がん検診をやめた村」で、がんの死亡率が激減した。
・がんは(手術で)切除できても、術後の障害で死亡するリスクが非常に高い
・健康な人は医療被曝を避ける。CT1回でも発がんリスクあり。とりあえずCT の被ばく線量は、国が避難目安にした数値と同じ
・介入群の心臓死(心筋梗塞、心臓突然死)は、放置群の倍以上も多く、自殺、事故、総死亡者数とも、すべて医師がの指導に従った介入群の方が多かったんです。
・僕はすべての患者さんに「一度に3種類以上の薬を出す医者を信用しないように。5種類以上と一度に飲むような行為は極めて危険」と伝えています。
・「副作用」という呼び方は薬害が起きたときの口実で、薬の作用はすべて「主作用」であり、病気を治すどころか、逆に病気を招いたり悪化させたりして最悪、死に至らせる危険なものと考えています。
・風邪をひいたら温かくして、のどが痛ければ、ハチミツなどを塗ってゆっくり休むのが、いちばん早く治す方法です。
・がんと闘ってはいけない、「切るとがんが暴れる」と言われます。
・がんで自然に死ぬのは、すごくラク。検診などで無理やりがんを見つけ出さず、もし見つかっても治療しなければ、逆に長生きできる。
・結論から言うと、点滴しないで、枯れ木のようになって死んでいくのがいちばんラクなんです。
・脳ドックは害のほうが大きいことが、はっきりしています。・・・手術はロシアンルーレット。
・がん細胞は、体内の正常細胞がちょっと変わったもの。体内のタンパク質を使って育ってきた「自分自身」だから、免疫細胞には異物と認識できない。
・「ステーキでもトロでもイクラでも、おいしい思うものを何でも食べて、少し太ったほうが長生きする」
・タマゴと牛乳はカンペキな天然サプリ
・お酒の好きな人は、一日にビールならロング缶1〜2本、日本酒なら1〜2合、ワインならグラス2〜3杯、焼酎ならお湯割りで2〜3杯を目安にして、時々ハメをはずすぐらいのペースで楽しむ
・コンドロイチンやヒアルロン酸なども含め、原理はすべて同じです。食べても飲んでもお腹の中でバラバラになり、目的部位には到達しない。
・世界のデータを見ると、塩が足りない人の方がい病気になりやすく、短命です。
・故青木久三博士は、塩の欠乏は命を奪う。日本人の高血圧症の98%以上は、塩は関係ない。
・日本ではイオン交換膜方が確立され、995%以上の、非常に高い純度で精製した塩です。見方を変えれば、自然塩は「不純な塩」と言い方もできます。白く精製した食物を毒物のようにバッシングし、黒糖や黒パンを手放しでほめたたえる、というのは非科学的です。
・「よいコーヒーとは、悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使ようのに純粋で、愛のように甘い」(タレーラン)
・「一日に5杯以上コーヒーを飲む人はの肝臓がんの発生率は、飲まない人の四分の一」と発表。
・「コーヒーを飲む量が多い人ほど、シミの量が少ない」 コーヒーは健康、美容、長寿の守り神
・しゃべって、笑って、食べて。口を動かすほど元気になる。
・そういう変幻自在のウィルスにピッタリ合うワクチンを作るのは、ほとんど不可能です。
・「ほっときゃ治る」を、いつも心に
南米コロンビアで医者が52日間ストをやったところ、死亡率が35%も下がったというニュースがあったそうです。
・「病気の80%は医者にかかる必要がない。かかったほうがいいのが10%強、かかったために悪い結果になったのが10%弱」という言葉がありますが、まさに至言。
・いくつになっても、泣きなさい、笑いなさい。喜怒哀楽が強いほど脳はすばらしく活性化して、記憶の引き出しも増える。ボケを防ぐには、脳トレドリルより、意識して喜怒哀楽の振り幅を大きくして、いろいろなことに好奇心を持ち、おかしいときには大笑いし、悲しいとき、許せないときは涙する。
・人生100年時代に備える。・・・いままで培ってきた人間関係は「旧交を温める」のでなく、「社会還元に活用」する。
・がんを宣告されたときの対処法
治るのをあきらめるのが第一歩(強烈なこと言われるな・・)、胃がんの場合なら、口から食べられるようにすることが大切です。
・抗がん剤には、毒性があり、くり返し投与するとすぐ致死量に達します。
・末期にそういう状態になっても穏やかな最期を迎えることを選ぶか。やはり、標準治療を選んで、苦しんでも少しでも長生きするかもしれない方法を選ぶか。