人は、愛着という感覚を低く見てはいけない 津村耕佑さん |
「きっと5年前に入れた物と、今日入れる物とは違う。時代と共に進化するグッズと共に変化するウエアともいえます」
誰もが手にできる服が津村さんの理想だという。だが、それによって賞味期限の短いファッションとなり使い捨てられていくことを危惧してもいる。
「服には人間の誇りや癒やし、人柄まで宿る。共に過ごすパートナーだと思う。それなのに、そこに生まれる愛着も脱ぎ捨ててしまうような流行は怖いです。生活と共に服があり、人や自然と融合していく時、僕はそこに美が宿ると思っています」
津村さんの言葉に、静かな感銘を受けた。自分の選んだ服だちと、もう一度出会ってみよう。
二枚重ねの服って、どんなのだろうか?
これかしら?
FINAL・HOME SURVIVAL・PRODUCT
ファイナルホーム・サバイバル・プロダクト DESIGN 1994
見た目はフラットなコートですが
表生地と裏生地の隙間をジッパーで開閉し全身をポケットとして利用できる、
まるで究極の家の様なウェアーです。
ポケットの数が多いのでカメラマン・ジャケットとしても利用できます。
災害に備えフード部分にスポンジを入れることで頭部をプロテクトでき全身のポケットに非常用グッズを入れておけば安心と安全も着て逃げる事が出来ます。
専用のクッションを入れるとダウンジャケットにもなりティディーベアー・クッションは癒し効果もあります!
ウエイト・トレーニングやセルフディフェンスウエアーとしても活用できそうです。
ウォーキングや小旅行などにはバッグの役割も果たします。
又読み終えた新聞や雑誌などを丸めて入れることで保温効果を得られるエコロジカルなサバイバル・ウエアーでもあります。