消えるFD西陣直撃 いくらなんでももっと早い対応が必要でしょう! |
織元の藤木喜正さん(37)=京都市上京区=は昨年の冬、仲間の若手職人らと旧型織機の制御装置を改造。ポーランドから取り寄せた機器を使ってSDカードのデータを読み込めるようにした。制御装置ごと取り換えるのに比べ、費用は10分の1程度に抑えられた。25日に職人仲間に披露する。「僕たち若い世代が先を見据え、生き残らなければ」
ネットで柄保管
一方、市産業技術研究所は貴重な織り柄のデータをFDだけで管理するリスクを避けるために、データをインターネット上のサーバーで保管するシステムを約240万円かけて開発した。紋屋と繊屋がネットを通じ、データのやり取りはできるが、旧型の織機を動かすにはやはりFDが必要だ。24日夜にセミナーを開き、西陣織の従事者らに導入を呼ぴかける。
どっちの導入を呼びかけるの?制御装置の改造?インターネットシステム。