横浜女子マラソン、完走率が47% 熾烈なレースだったのですね |
過去のマラソン2回は30㌔付近で失速。5000㍍で昨年のアジア大会に出場したスピードを生かし切れていなかった。それを克服するために、マラソン前に初めて高地トレーニングを取り入れ、持久力を高めた。これまでは足の蹴りに頼る走りだったが、腹筋を鍛えて上体を前傾させ、スムーズに前へ進むフォームヘ変えた。だから、鬼門の30㌔を過ぎても自信を持てた。「周りが見える。自分が一番落ち善いている」。練習はうそをつかなかった。
箱根駅伝を走った父・和夫さんの影響で保育園の時に走り始めた26歳は慢性的な右アキレス腱の痛みに苦しんできた。これがマラソンでの最後の五輪選考会と決めてのぞんだ。そんな決意が、暑さとペースメーカーが途中でいなくなる悪条件でも、自己記録を1分以上縮めさせた。(小田邦彦)
家の近くを、ダイハツ選手のような方?が走っていたけど、あの一人なのかしら。