あさイチれしぴ 大原千鶴さん ファンになりそう。 |
京都の“お豆名人”大原千鶴さんに、とっておきの豆カレーを教えていただきます。
「うち豆」とは、大豆を石臼の上でつぶし、乾燥させた保存食。調理しやすいので、お豆初心者の方にもおすすめだそうです。何度も試作を繰り返したというカレーの味付けは、砂糖、しょうゆが隠し味です。
雑穀米にも青大豆を混ぜ入れて、イソフラボンたっぷりの一皿です!
材料・4~6人分
・うち豆・・・100グラム
・牛ひき肉・・・200グラム
・たまねぎ、ピーマン・・・各1コ
・にんじん・・・2分の1本
・ミニトマト・・・15コ
・マスタードシード・・・小さじ1
・オリーブ油・・・大さじ1
・にんにく(みじん切り)・・・小さじ1
<A>
・顆粒(かりゅう)チキンスープの素(もと)(中国風)、カレー粉・・・各大さじ1
・きび砂糖、しょうゆ・・・各大さじ3
・塩・・・小さじ1
・黒こしょう・・・小さじ2分の1
・米・・・2合
・雑穀米、青大豆(乾燥)・・・各大さじ2
・セルフィーユ(あれば)・・・適量
作り方
フライパンに青大豆を入れ、弱火で5分間ほど煎る。
米はといでざるに上げ、30分間おく。
炊飯器に米、雑穀米、青大豆、水440ミリリットルを入れ、ひと混ぜして炊く。
うち豆は洗って水(カップ2と2分の1)と鍋に入れ、中火にかける。
沸騰したらアクを取り、中火で10分ほど煮る。
たまねぎ、ピーマンは粗みじん切り、にんじんは薄切りにし、ミニトマトはヘタを取って縦半分に切る。
鍋にオリーブ油とマスタードシードを火にかけ、パチパチと音がし始めたらにんにく、たまねぎ、牛ひき肉を入れて中火で炒める。
肉の色が変わったら(2)のうち豆を煮汁ごと加え、(3)のにんじんとAを加えて10~20分間煮る。
ピーマンとミニトマトを加え、トマトがしんなりしたら火を止め、そのまま常温で冷ます。
食べる前に温めて、(1)のごはんと一緒に器に盛り、セルフィーユを添える。
なるほど、有名旅館とは、
奥京都、花背の料理旅館「美山荘」の次女として生まれ、山川の自然に囲まれて育つ。