彼の場合は、実力だろうから、凄いね！19歳アマ松山がＶ 男子ゴルフ太平洋マスターズ

　男子ゴルフの三井住友ＶＩＳＡ太平洋マスターズ最終日は13日、静岡県太平洋Ｃ御殿場Ｃ（7246ヤード、パー72）で決勝ラウンドを行い、アマチュアの松山英樹（19、東北福祉大２年）が２イーグル、４バーディー、４ボギーの68で回り、通算13アンダー、203で逆転優勝した。アマチュアのツアー優勝は1980年中四国オープンの倉本昌弘、2007年マンシングウェアオープンＫＳＢカップの石川遼に次ぎ史上３人目の快挙。10代でのツアー優勝は石川、今年のミズノオープンを制した黄重坤（韓国）に次ぎ史上３人目。

　松山は首位と２打差の２位でスタート。14、15番の連続バーディーで単独首位に立つと、17番をボギーとしたが18番でイーグルを奪い逃げ切った。２打差の２位は谷口徹。10アンダーの３位は前日首位の鈴木亨、賞金ランク１位の裴相文（韓国）、マスターズ覇者のシャール・シュワーツェル（南アフリカ）、小田孔明、谷昭範の５人。

　前年覇者の石川は17番（228ヤード）でホールインワンを記録するなど67で回り、９アンダーの８位に入った。