お掃除ロボット「ルンバ」で世界を席捲 |
趣味はロッククライミング・手がすべり、安全ベルトにつるされることもある。でも、あきらめない。
「失敗しても何度でも挑戦するべきだ。そこに学ぶことがあるはずだから」。21年間で学んだ経営哲学だ。
顧客の声を聞き続けているので、私たちは成功した理由を忘れません。重要なのは、素早く、正確にゴミを探知させることです。I回できれいにならなければ、2回やらせる。私たちのロボットは、他社の製品よりも、ほこりの探知能力が数段勝っていて、床を隅々まで掃除することができます、利用者が満足する前に掃除を終えてしまうロボットではいけません。
まずは放射能を測るロボットが必要になると考え、すぐに社内でボランティアを募りました。ロボットは、マーケティングやデモ用に残っていたものです。3日後にはロボットとともに飛行機で日本へ向かいました。
ー日本政府と交渉はあったのですか。
ありません。報酬は考えていません。正しいことだからやったのです。福島第一原発の現場から「役立っています」との感謝状も頂きました。ロボツトは原子炉建屋に入って放射線量を測ったり、建屋でがれきを撤去したりしてきました。
実用的なかっこいいものをつくる、楽しむ、もうける、そして世の中を変える」それが会社の指針です。夢はハリウッドのようなロボットではなく、世界を変える現実的なロボットを作ること。高齢者の支援も、兵士を助ける人命救助も、爆弾処理も大事です。世の中にはロボットがした方が良い作業がたくさんあります。 文 杉本崇
う〜ん、ちょっとこの分野で先行されることは、残念ですが、なかなかですな。ルンバと福島のロボットがつながるとは、知っておりませんでした。それを、宣伝しないところが凄いかな?