生まれて初めて、歌舞伎なるものを拝見 |
隣の人とかが、イヤフォーンをしているので、なんだ?、幕間に歩いていたら、説明用のイヤフォーンを貸していました。
う〜ん、分からなければしょうがなく、背に腹は代えられないので、借りることにしました。
次の法然さんの話は、新作ということと、説明のおかげでなんとか理解に到達?しました。
直実の話には、ちょっと感動してしまいました。橋之助さんが、年寄りらしく演じていましたね。
脚色というのは、面白いですね、敦盛の代わりに自分の子どもを殺してしまうなんて・・・
そして、連獅子は、アクションが派手で面白かったし、観客も一番沸いていました。
席は一番安い席でしたが、なぜか、一幕の後、右隣も左隣もいなくなってしまったのは、どうしてか分かりません??
矢の根【やのね】
歌舞伎十八番【かぶきじゅうはちばん】の一つ。
鎌倉【かまくら】時代の曽我十郎【そがのじゅうろう】、五郎兄弟による敵討【かたきう】ちは、『曽我物語【そがものがたり】』によって一般にも広く知られていました。『矢の根』は弟の五郎を主人公とした作品で、 2代目市川團十郎【いちかわだんじゅうろう】が1729年(享保【きょうほう】14年)に初めて演じて以来、生涯【しょうがい】に4回もつとめた得意な役です。
五郎は家で大きな矢の根を研いでいます。父の敵、工藤祐経【くどうすけつね】を討つ準備のためです。そのうち五郎が寝【ね】てしまうと、夢の中に兄の十郎が現れます。十郎は、「今、工藤の館に捕【つか】まっているから助けに来てくれ」と言い残して消えてしまいます。五郎は跳【は】ね起き、通りがかった馬子【まご】から奪【うば】った馬に乗って、十郎を救いに駆【か】け出します。
写真のように筋隈【すじくま】をとる『矢の根』の五郎は、『暫【しばらく】』の主人公と同じく典型的な荒事【あらごと】の役です。
せめて、このくらいは調べていけば、良かった!!反省!