なんという悲劇 五輪「金」ワンジルさん、不倫現場で転落死

　不倫現場を妻に発見され転落死－。２００８年北京五輪男子マラソン金メダリストで、宮城・仙台育英高に留学して日本にも縁が深かったサムエル・ワンジル選手（２４）が１５日、母国ケニアの自宅２階バルコニーから転落して死亡した。海外メディアによると、女性とベッドにいるところを妻に発見され、妻が２人を寝室に閉じ込めて自宅を出た後、悲劇が起こったという。
　悲劇は現地時間１５日夜に起こった。海外メディアによると、ワンジル選手の自宅は首都ナイロビから約１５０キロ北西に離れたニャフルルにある。その自宅で、女性と一緒に寝室のベッドにいるところを、帰宅した妻が発見。修羅場と化した。
　ワンジル選手と妻は口論となり、怒った妻は寝室に鍵をかけ２人を閉じ込めた。その後、妻が自宅を離れた後、ワンジル選手がバルコニーから飛び降りた。同選手は酒を飲んでいたという。新華社電は、飛び降りたのは逃げた妻を追いかけるためだったと報じた。ワンジル選手は搬送先の病院で死亡が確認された。
　あれだけ才能があっても、やはり悲劇は忍び寄るのですね。後のコメントでは、最近はアルコールに依存しがちだったとのことです。一流の地位を保つのは、いかに大変かということでしょうね。