復興「日本人の驚くべき想像力によるもの」戦前のメディアにも似た記述が登場 |
駐日米国大使のウィリア ム・キャッスル夫妻と皇居・宮殿で会食。約約前の関東大震災の復ついて「米国の援助によるところ多く、比較的早く完成せられたるは悦ばしく存じ居れり」と謝意を述べた。大使は「米国は当初にいささか援助したのみ。その後は日本固有の力と日本人の驚くべき想像力によって完成させたと応えている。
昭和天皇が戦前に外国要人と交わした会話記録には、
東日本大震災での日本人の対応を称賛する現在の海外メディアとよく似たやりとりが登場する。
関東大震災は1923年9月1日に発生し、死者・行方不明省は10万人以上。当時磨太子で摂政だった天皇は東京や横浜の惨状を視察、予定されていた婚礼の儀を延期した。発生直後「速やかに用意の周到を尽くして、罹災(りさい)者の救済に尽くすように。皆玄米を食べているなら、私も食べよう」と語ったとされる。
大使は1906年のサンフランシスコ地震を例に挙げ、道路を拡張せず不便を感じている米国に対し、日本の復興について「思い切って幅員を広げ大道路を設けられたる如(ごと)き、実際自分は感服し居る次第なり」と話している。
関東大震災では、10万人以上が死者・行方不明者に、凄い数で、今更ながら驚きます。