複雑ですね気持ちは、「フクシマ50勇士」世界が原発作業員を称賛 |
福島原発
海外のメディアからは、福島第一原発の危機回避にあたる作業員らの行動をたたえる報道が相次いでいる。
米ニューヨーク・タイムズ紙が15日、原発にとどまって危機回避の作業を続けた東京電力の社員ら50人を「最後の砦とりで」として取りあげた後、メディアは「フクシマ50」という名称を使い始めた。英スカイニュース(電子版)は、日本人の少女がネットの簡易投稿サイト「ツイッター」に「お父さん原発行っちゃったよ。母さんがあんなに泣いたの初めて聞いた。お父さん、生きて戻ってきて」と書き込んだ内容を紹介した。(ニューヨーク 吉形祐司)
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中国では「福島50勇士」などと呼ばれている。国内のインターネット上では、「日本の勇士に敬意を表する。現代の人類の英雄だ」などと称賛の声が多く寄せられている
中国紙「中国青年報」は21日、「福島決死隊、現代日本の武士」と題して紹介。「原発で管理に当たる『決死隊』は、日本ばかりではなく世界も救うという重大な任務を担い、最高の称賛を受けている」とたたえた。(北京 関泰晴)
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21日付の韓国中央日報は、外部からの送電線をつなげる作業に、東京電力のほか東芝や日立製作所の社員が危険を顧みずにあたっていることに焦点をあて、「希望の電力つないだ」と報じた。(ソウル 門間順平)
(2011年3月22日09時28分 読売新聞)
社長は何してる?
レベル5「痛恨の極み」=東電社長
東京電力の清水正孝社長は18日、福島第1原発1~3号機が国際原子力事故評価尺度のレベル5と評価されたことについて「極めて重く受け止めている。わが国が経験したことのない大規模地震に伴う津波といった自然の脅威によるものとはいえ、このような事態に至ってしまったことは痛恨の極み」との談話を発表した。(2011/03/19-01:27)
福島知事、東電社長の「おわび」面会を拒否 社員は避難所も入れず
2011.3.22 11:39
福島県の佐藤雄平知事は22日、県災害対策本部の会合で、「東京電力から社長が面会したいとの申し入れがあったがお断りした」と、東電の清水正孝社長によるおわびの面会を拒否したことを明らかにした。
佐藤知事はこの後、記者団の取材に応じ、「東電に対する県民の憤りは頂点に達している。今はお会いすべき時期ではない」と理由を説明した。また、東電側には「今はそんなことよりも、事態の収束に全力をあげろ」と命じたことも明らかにした。東電の松井敏彦・福島事務所長が21日夜、申し入れに訪れたという。
東電では16日から、福島県内の避難所などにも、本店などの幹部25人を派遣して謝罪をしようとしているが、「激しいお怒りを受けて避難所内に入れない」(東電関係者)という。
このため、東電側は原発周辺の市町村の首長や議長などへの「おわび行脚」を続けている。
しかし、市町村側の評価は厳しい。飯舘村の菅野典雄村長は産経新聞の取材に対して、「東電からは謝罪と事故の説明だけしかない。万一の事態でどう対処すれば安心かといった専門的な知識を示してくれない」と強い不快感を示した。
現場で作業される方には、敬意と申し訳ない気持ちで一杯ですね、
このような事態にならないように、二重、三重のシステムがあるはずなのですが・・・・