こんなものも!死者のホテルだって |
首都圏で開業が相次ぐ「死者のホテル」。一時的に遺体を預かる遺体安置という新サービスは、葬儀に対するニーズをどこまで掘り起こせるか。
高齢化や核家族化、不況などの影響により、小規模な葬儀が増える昨今。親族だけで行う「家族葬(密葬)」や、式を行わず火葬だけを行う「直葬」が浸透しつつある。なかでも「直葬」の増加は著しく、第一生命経済研究所によれば、都内では「直葬」が葬儀全体の2~3割を占めるという。
急増する「直葬」に異議を唱えるのが、病院と斎場の間に位置する「死者のホテル」だ。病院で肉親を亡くした場合、通常は霊安室から数時間程度で出なければならず、遺族は悲しみに暮れる間もなく葬儀の準備に追われることが少なくなかった。そこで、故人を斎場に送る前に、一時的に遺体を預かることで、遺族にじっくりと葬儀について考えてもらおうというのが「死者のホテル」なるものだ。
直葬というのも、いかにも、味気ないですからね。本当に、時代の変化というのか、慌ただしいですね!