瀬古利彦さんの言葉をご紹介します 進化論より |
登場された、
70年代、80年代を通じ、日本を代表するマラソン選手で
あった瀬古利彦さんの言葉をご紹介していきます。
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私は、1978年の福岡国際マラソンで優勝し、
その後も含めると国内外で合計10勝しました。勝てば勝つほどプレッシャーが強くなる。
報道は増え、ますます負けてはならないと思い詰めてしまうようになりました。当時は宗兄弟(茂氏と猛氏)らに負ける夢を見たものでした。
そんな夢を見ればますます怖くなってしまう。(中略)
では、勝つためにはどうすればいいのか。
とにかく練習を積むしかない。
レースで自分の力の120%を発揮できるように準備をしておきます。
それが本番では勇気を生む。
自分はこれだけ練習したという事実が、
自信につながるのです。
自信がないと絶対にダメですよ。
苦しい局面になると最初に足に疲れが出て遅れてしまう。
自分に負い目があれば、不安になって体のバランスが微妙に崩れてしまうからでしょう。
でも、多分、やればやるほど、自信がなくなる部分もあると思うのです。でも、難しいだろうね!