なかなか、素敵な建物のようだ 昭和初期のモダン住宅の魅力を紹介 |
大阪朝日新聞社などを設計した建築家、藤井厚二が一九二八年に自邸として建てたのが聴竹居。趣味人で知られた藤井は、大山崎に広大な土地を購入し、次々と実験住宅を建設している。
聴竹居は木造平屋の機能性を徹底的に追求し、随所に風を通して湿気を逃がす工夫を凝らした「エコ住宅」。欧州のモダニズムと日本の数寄屋を融合した美しい外観や内装でも建築史に残る作品だ。
長く貸家になっていたが、地元の有志が保存と活用、重要文化財への登録を目指すことになり、昨年秋から一般公開が始まった。
展覧会では京都の漆作家、栗本夏樹氏による竹などを使った漆器を展示するほか、大阪府岸和田市の菓匠「日月餅」によるオリジナル和菓子を楽しむ茶話会、建築史家らのトークショーなどを開く予定。
古い住宅のため見学は申込制で七日間のうち日時を指定して申し込む。見学料の収益の一部は建物の保存活用贅に充てるという。
行ってみたいと思い、早速申し込んで見ましたが、展覧会のシーズンは駄目でした。
6月になってから、行くことにしましたので、また、報告します。