少女失踪事件から、橋本さんの短編を思い出した |
いたいけな子供にどうして、そんなことができるのだろうか!
報道によれば、ベランダに放置して、亡くなったということです。
ふと、自転車に乗っていたとき(状況は関係ないですが)、ふと、
橋本治さんの短編集(蝶のゆくえ)の中の、一話を思い出した。
母親の離婚後、再婚したが、義理の父親とうまくいかず、
ベランダに放置され亡くなった。
読んだ時に、こんなひどい話があるかと思ったが、現実になってしまった。
橋本さんが、どんなモチーフがあってこの小説を書いたのか、分からないが、
その着想にも驚いてしまいます。
当然、何かを感じていたから、この一篇(ふらんだーすの犬)を書いたのでしょう。
一体、この世の中、どうなってしまったのだろうか!
30歳代のこの両親は、どんな育てられ方をしたのだろうか?
われわれ世代か、ちょっと上の世代の方々が育てていると思われるが・・・
聖香さん一日中ベランダ閉め出し 虐待、同居男が犯行主導か
大阪市の小学4年松本聖香さんとみられる遺体が見つかった事件で、聖香さんが3月下旬、一日中ベランダに出されている姿が目撃されていたことが24日、分かった。1月中旬には顔にあざをつくり、小林容疑者からの虐待を学校に訴えていたことも判明。西淀川署は小林容疑者が遺体遺棄を主導、日常的な虐待で聖香さんが衰弱していた可能性があるとみて、殺人容疑も視野に死亡した経緯を調べている。