女性トップ変化を後押し 日経新聞 |
コピー機など機器販売が主体だった同社は当時、経営破綻の縁にあった。就任直後に、無駄なコピー機を排除しコスト削減を提案するサービス事業を発足。コピー機の会社が「コピー機を減らそう」と訴える逆転の発想は、同時テロの影響で景気が低迷していた当時の顧客企業に歓迎された。今ではサービス事業は機器販売を上回る売り上げ規模に成長した。
自ら変化することで苦境を乗り切ったマルケーヒー氏は、現在の経済状況を「面白い時期」と表現する数少ない経営者だ。同氏はオバマ次期大統領の経済顧問チームに参画。民間企業の視点から米国全体の「変化」を後押しする。