「風のガーデン」の庭園監修で評判、上野砂由紀さん |
レイアウトから植栽まで一切を手掛け、365種類の花が季節ごとにバランス良く咲くよう配置。「自然な雰囲気を残しつつ、ボリュームある庭を目指した。ぜひ全国の人に見てほしい」
もともと園芸に詳しいわけではなかった。アパレル関係の会社を辞め、スキルを身に付けようと2000年に留学した英国でガーデニングの奥深さに触れた。「まさにアート。宿根草を細かく配置する植栽技術の高さに感銘を受けた」という。
約9カ月で帰国し、家族で経営する「上野ファーム」(旭川市)で庭園造りに着手した。欲しい苗が入手できずに海外から取り寄せた種は800種以上。道内に自生する植物も使い、生け垣をなくしたり、借景を利用したり…。「開放感のあるここならではの庭。英国式ではなく、北海道ガーデンです」と胸を張る。
撮影期間中、スタッフから「本当に咲くんですか」と度々聞かれプレッシャーは大きかったが、それをはねのけ見事満開に。ドラマのおかげで上野ファームも注目を集め、若者たちの来園が増えてきたことがうれしい。
「花には人を引きつける力があり、それが人の輪を広げていく。これからも農村の魅力を発信していきたい」。北海道出身。33歳。
西の魔女の別荘でも、一般公開されるのですから、
風のガーデンに、人も訪れることと思います。
また、再放送もして欲しいですね、途中、見逃してますので。