iPhone 日本発売はソフトバンクから 朝日新聞 |
の流れとは異なり、携帯電話会社が主導して端末開発から販売まで一貫でサービスを提供してきた。
iPhOneをきっかけに、メーカー主導の開発・販売が進めば、新機能やサービスの競争が広がる可能性がある。
使い勝手・価格カギ
アップルの08年の販売目標は1千万台。世界の携帯電帯市場の約1%にあたる。欧米並みにアップルのブランドカがある日本に、ヒットする素地があると期待する。
これまでのiPhOneは通信速度が違いのが難点だった。日本で3GのiPhOneがヒットすれば、米国市場での3G機普及を刺激し、「1千万台の達成がほぼ確実になる」 (米シティグループのアナリスト、リチャード・ガードナー氏)。
ただ、おサイフケータイなど固有のサービスが浸透し、高画質の端末が店頭にひしめく日本では、競争力に不透明な部分も残る。米国では、iPhOneを買うと、白分でパソコンとっなげ電話番号をもらうといった「開通作業」が必要だ。不慣れな利用者は敬遠しかねない。日本ではテンキーでの入力が定着しているメール送倍の使い勝手も未知数だ。価格も売れ行きのカギになる。