社員をサーフィンにいかせよう イヴォン・シュイナード著 |
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2017年 08月 29日
だいぶ前の本ではありますがその時の感じは、そんな嘘だろう、そんな事はありえないと読む気がしませんでした。しかし最近、いろんな働き方の本が出てきています。ただ飯を食わして黒字の出る食堂とか、好きなときに出てきて働く「えび工場」の話とか、これらを読むと、なるほど、実現可能な気がして、この本は先取りした本なのかなと、読む気になりました。パタゴニア創始者のお話です。
<抜書> ・最後に、私たちのビジネスで最も重要な使命について触れておきたい。それは「私たちの地球を守る」ことだ。私たちの会社では、このことを何よりも優先している。売上高より、利益よりもだ。ほんの数年前まで地球温暖化について誰も耳を貸そうとしなかったが、今では多くの人や企業が耳を傾け始めた。しかし、もう遅い。手遅れだ。だからこそ温暖化の加速度を少しでも緩めるための努力を今すぐしなければならない。 ・飲み水が良くないせいで頻繁に体調崩していたが、薬を買う余裕もなく、…、ほどなく、私は達観した。これからもずっと不衛生な水を飲み、第三世界の露店や市場で買ったものを食べるつもりなら、体を慣らしたほうがいい、と。水あたりやジアルジア症への自然免疫をつける過程は決して生やさしいものではないが、次第に免疫がついてくる。一種のホメオパシーのようなものだ。今でも私は釣りに行く先々で川から直に水を飲んでいるが、体調崩すことは滅多にない。 ・何においてであれ「完全」とは、全てを脱ぎ去り、ありのままの姿に戻った時、つまり、加えるべきものがなくなったときにではなく、取り去るものがなくなったときに達成されるのである ・製品デザインの理念「最高の製品を作り、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える」 ・スキー用に買ったクライミング用ジャケットを、ニューヨークやパリで雪の日にスーツの上に羽織れるなら、顧客はジャケットを二着買わなくて済む。冬用のジャケットをわざわざ買っても1年のうち9ヶ月はクローゼットに入れっぱなしになる。一着で済ませるのに越したことはない。より少なく、より賢く買うこと。そしてスタイル数はより少なく、デザインはよりよく作る。 ・身に付けるのに最も良くない製品例としては、1つの部品が故障するとほぼ捨てるしかない電子機器、他の部分はまだ新品同様なのにウェストのゴムがプールの塩素で伸縮性を失ってしまう高価な水着など、実に様々だ。 ・可能な限りシンプル化 「シンプルに、シンプルに」H・D・ソロー 「”シンプルに”は、一つでよろしい」ラルフ・ウォルドーエマソンの返事 ・「創造性には二種類ある。ゼロから一を生み出す創造性と、一を千にする創造性だ」日本のスティーブ・ジョブズ、西和彦 ・一人でバトルを漕ぐことについて、オードリーはこう話した。「周りの自然に溶け込んでいって、自分が岩か、茂みか、魚になったみたいに、心が通じ合う。自然の一部になるのよ」 ・「自分のアイディアを皆がいいと褒めたら、そのアイディアは時代遅れだ」 ボール・ホーケン ・「時間がなくて」あるいは「忙しくて」手紙の返事が書けなかった、折り返しの電話をかけられなかった、週報をかけなかった、机を片付けられなかった…てんてん。これらは嘘の言い訳だ。これらの言葉の裏に隠れた真実は「優先度合いが低いからまだやっていない「閉じるのであり、もっと言うなら、やりたくないと言うのが本心だから、いくら待っても、折り返しの電話はかかってこない。人がやりたいことをやるのだ。 ・一流小売店を経営する秘訣は、秘密でもなんでもない。熱心な仕事ぶりとすばらしいカスタマーサービス、この二つに尽きる ・自然環境への深い感謝と、環境危機の解決に貢献したいと言う熱意。自然界への熱烈な愛情。権力に対する健全な懐疑心。訓練と熟達を要し、厳しく、人力のみで行うスポーツへの熱意。スノーモービルやジェットスキーなどモーターを使ったスポーツへの嫌悪。変わりなものを好む傾向と、少なからず自己批判的なユーモア。本物の冒険へ敬意(本物の冒険とは、言うなれば、生きて戻れない可能性のある旅、そしてもちろん、戻ってきたときには以前とは違う人間になれる旅)。本物の冒険を好む心。少なければ少ないほどいいという考え方 ・私たちは一定の顧客像を想定している。知的であることに加えて、買い物を娯楽にせず、「人生を金で買う」ような真似もせず、使い捨ての暮らしではなくシンプルで奥深い生活を望んでいて、積極果敢な広告の標的にされることにうんざりしているか無関心である、そんな顧客像だ。 ・「人生の達人は、仕事と遊びの区別も、労働時間と余暇、心と体、教育と娯楽の区別もつけない。両者の違いがわからないのだ。何をするのであろうとひたすら至高の状態を求め、仕事か遊びかの判断は他人に委ねている。本人にしてみれば、常に両方行っているようなものだ」フランソワ・オギュースト・ルネ・シャトーブリアン ・くどいようだが、仕事が楽しくなければならない。私たちは、満ち足りた生活を送る従業員を尊重する。また私たちは、柚木食直後実現しているが、これはアジア時代から続けてきたことである。・背広とネクタイを身につけさせたほうが、仕事の能率がなると、誰が言ったのだ? ・ 五つの理念 1.吟味されたせいかつをする 2.自己の行動を正す 3.罪を償う 4.市民が主役の民主主義を支援する 5.他の企業に影響を与える ・私の考えでは、世界の諸問題への解決策は難しくはない。何か行動を起こすこと。そして、もし自分の手で解決できないのなら、資金を提供することだ。もっとも怖気づくのは、最初の小切手に署名する時だが、心配は要らない。翌日も生活はいつものいつも通り続く。電話はまだ鳴るし、テーブルの上には食べ物がある。そして世界は、ほんの少しよくなっている。 ・絶えまなく変化し、革新していくための鍵は、切迫感を保つことだーーこれが、実に難しい。一見のんびりした企業文化を持つパタゴニアにとっては、なおのことだ。実のところ、私が幹部たちに出す要求の中で最も厳しいのが、「変化を促す」ことであり、これこそが、長期間生き延びるための唯一の方法だ。 ・詩人のロビンソン・ジェファーズはこう記している。「平和で安全な心地よい環境においては、人間の魂のいかに早く滅びることか」
by nandemokoukisin
| 2017-08-29 00:26
| 読書ヒストリー
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