日本人の死生観 立川昭二著 |
・ 健康の目的はじつは人生を真に楽しむためである。益軒はこう言う。「およそ人の楽しむべきこと、三つあり。一つには身に道を行い、ひが事なくして善を楽しむにあり。二には身に病なくして、快く楽しみにあり。三には命ながくして、久しくにたのしむあり。富貴にして此の三つの楽なければ、真の楽なし。
・楽しむためである。一見はこういう。「およそ1の楽しむべきこと、3つあり。1つには実に道を行い、比嘉事なくして全員を楽しむにあり。2人は実に病なくして、快く楽しみにあり。山には命長くして、久しく楽しみにあり。風来にしてこの3つの楽なければ、眞の楽な子。」
人生を楽しむとはただ欲望を満足させることではない。むしろ、欲望を制して、真の楽しみを楽しむことである。・・・・
健康で長命でありたいのは、ただ長生きするのではなく、老年において人生の真の楽しみにを楽しむためである。
心は楽しむべし、苦しむべからず。身は労すべし、やすめ過すべからず。
・・・・・なによりも、「楽しみは内にあり」ということを重んじていた。
追記 2021/01/23
どなたが見てくれて、ありがとうございました。
いい言葉ですね・・・・われながら慧眼(笑)