メダル目標公表しない米国競泳 |
日本のスポーツ界もガチガチの根性論からは、変わっているでしょうけどね・・・
競技を前に五輪恒例のメダル獲得予想が花盛りだ。
しかし、4前前のロンドン五輪の競泳で金16を含む30個のメダルを取った米国チームは、メダルの獲得目標を公表しないといを公表しないという。
そういえば、22個もの五輪メダルを獲得したマイケル・フェルプスや、女子自由形個人3種目で優勝を狙うケイティ・レデッキーからメダルの色や個数を、個人の目標として聞いたことがない。なぜか。
米専門誌スイミングワールドのブレント・ルートミュラー編集長は「ここ一番で最高のパフォーマンスを発揮する考え方を、ジュニア時代から教え込まれているからだろう」と見る。
その考え方とは、いたってシンプル。自らコントロールできることに意識を集中する、というものだ。相手によって結果が変わり、自分でコントロールできないメダルの数や色が個人の目標の1番目に意識された時、「競技力が落ちる可能性がある」とも話す。
ロンドン五輪。米国週手は出場種目の約6割で、1ヵ月前の国内選考会のタイムを上回った。11個のメダルを獲得した日本が選考会の記録を上回った種目は、3割に届かなかった。
プールの条件で記録の出やすさは変わが、五輪といういう最高の緊張の中、平常心を保ちレースを展開するのは難しい。どの国の選手であってえも、選考会のタイムを上回ったら、それは素晴らしいパフォーマンスとして特に大きな拍手を送りたい