本当に大切にしたい日本の暮らし 中川誼美著 |
・「今日」を疎かにしないためにも、ちょっと前の日本の暮らしにヒントをもらい、今の暮らしに役立てることが、思いがけない発見があり楽しい作業になります。
・「この美しい日本で、長い年月をかけて培われた様々な生き方、暮らし方をしておくのも、なかなかいいものですよ」
・藤の花のドレッシング・・・おす、塩、植物オイルを合わせた中に、藤の花つぶを房からはずして入れます。
・大根を太めの千切りにしたものは、水の入った鍋か土鍋に入れ、弱火でことこと煮ます。「ことこと]が大切で、決して煮立ててはいけません。・・・そこで煮た汁を少し味わってみてください。大根の甘い味がうっすらすると出ているのがわかります。私はこの味をとても大切に思っています。
・何を煮るにも出しはいれねえ。入れるから味を出す努力をあきらめて、素材が味を出さなくなるんだ
・お魚を水でコトコト見て煮てみました。魚も優しく熱が加わり、身が甘く感じ、おも汁おいしく、なるほどと感心しました
・一本は切り干し大根にしましょう。まず大根を10センチぐらいの長さに切り、それを5ミリほどの千切りにします。干すと縮むので、歯ごたえの欲しい方は太めに切ります。いろいろあるが波(?)の上でほしますと、天候にもよりますが、二日ほどで、切り干し大根の出来上がりです。
・にんじん、5センチの太めの千切りにして、酢漬けにします。お好みで甘さを調節してください。この場合の甘みにはメープルシロップか蜂蜜を使います。
・だし、醤油とみりんを3対2の割合でガラスの瓶に入れ、その中に切っただし昆布を入れます。
・大豆の中に昆布を入れて、醤油で軽く味をつけておかずにするのも、おいしいです。
・電子レンジを使わない生活 牛乳はお鍋で温める.お酒もとっくりに入れて、お湯の中につけて暖める、冷めたご飯は蒸し器で温める。料理ももう一度鍋で温める
・そして電子レンジを台所に絶対置かないと決めてください。
・料理本は見なくても大丈夫、1、2冊を徹底的に利用して、そこに書いてあることを応用する知恵のほうが、本を買い求め、棚に積んでおくよりよほど自分の身につきます。
・見えないところでコストがかかっていることを意識して生活をしていくと、暮らし方もおのずと変わってきますよ。
・「水も滴るいい女というのは、良い水で顔を洗うということだよ。本当は化粧品を使うことではなく、みずみずしくいればいいんだ」
・それで「できあいのものを買わない」と工夫する努力が大切です。味も薄く、調味料も自分流に揃えておくと、かんたんに料理を工夫する習慣がつきます。
・生活には、「余白ある空間」が大切、ものを置かずに心を満たす
・守りたいのは「物のない豊かな暮らし」です。掃除も物を置かない空間は大変楽です。
・頭で考え、だめだと決めつけていることが多いと気がつくと、なかなか面白い挑戦が楽しめます。
・私が目指すのは、「物のない簡素な暮らしです。」
・自分の理念をしっかり持ち、他人と自分を比べず、自分の身の丈にあった容姿であることが、一番美しい姿と信じています。
・私はよく粒の炒り胡麻も持ちます。よくかむと、しっとりと甘みが出てきて、満足な気分です。他にはドライフルーツや干し芋も旅の友だちです。
・知恵を使う、気を使う、体を使うことで、身の回りの行動に意識が働くことになります。
・我が師、糸川英夫博士がよくおっしゃった言葉の中に、「途中省略をして情報を得ている」というものがあります。
・便利、安いは、必ずしも体にも地球環境にも良いとは限りません。
・どうぞ、安心して遠回りして、たくさんの無駄と思えることを身体で受けてみる暮らしをしてください。
・波風立てないで、問題を解決する方法をみつけなければ、いつまでたっても気持ちの良い社会にはなりません。覚悟をもって、相手に伝えるということを、もう一度考えてみてください。
・(ドイツ)大都会に一極集中することもなく、耕作を放棄している農地もなく、看板で自然の景色を妨げることもなく、経済優先を第一とはせず、豊かさの本質を守り続けてきたドイツに敬意を感じました。
追記 2023/06/08
見てくれた方があったので、見直し・・・・・
う〜ん、大切にしたいものを忘れていたようです(泣)
唯一トイレを洗うとき洗剤や重曹も使わずにナイロンたわしで洗うことで、水を汚さない。これだけ。
追伸:コメントの仕方変わりましてね。
追追伸:パソコンの利用はどうなんでしょうか(笑)
パソコンでは、別な小さな画面が出てきますね〜