U17代表監督 高倉さん、ステキな笑顔 |
「選手が満足してしまうのは絶対に嫌だった。大事なのはこれからだという話しかしなかった。ちやほやされるけど、それで満足したら終わり。自分の力で育っていけと伝えた」
「ピッチは選手のもの。自分で考えて自分で戦える選手にならないと。私にいわれてやってもつまらないでしょ。現役時代は、互いの特徴をわかり合ってプレーしているときが一番心地よかった。ここは私が頑張るから点を取ってきてと。そのチームにしかない特別なものは、組み合わせでどんどん変わっていく」
「個性の強い子、自己主張の強い子を認めてあげようという気持ちは強い。チームプレーが日本の強みと理解させながら、チームに組み込めたらいい。自己主張も全否定はしないで残してあげたい。みんないい子ばかりでは勝てない」
「問題意識があった。ただボール回して、うまいというのは嫌い。日本ではそれで満足する人が多い。それでは世界では勝てない。極論だが、1人でシュートまでいける選手がいるなら、それを生かせばいい」
「意識しないし、何とも思わない。監督は自分が持っているものを選手に思い切りぶつけるしかない。そこに男女の違いはない。女性監督が頑張れば、指導者を目指す次の女性が出てきやすいといわれる。そういう役割は果たしたのかな」