失敗を恐れぬ勇気 実行力の源 |
こんな時代、子供たちにはどういう教育をすればよいのか。私は中学・高校・大学で教鞭をとっているが、一番大事だと思っているのは、どんな時代がきても対処できる能力を身に善けさせることだ。これに尽きる。
これからの時代、語学もコミュニケーーション能力も求められるが、私が一番大事だと思うのは「実行力」。つまり、「できませんから、やりません」ではなく、「できませんけど、やってみます」という姿勢である。
誰もやったことがない仕事に取り組まねばならないわけだから、失敗を恐れずとにかくやってみないと上達も進歩もない。失敗をどんどんすること、そしてそれを恐れない心を身に讐けること。それが特に肝要だ。
1994年サッカーW杯アメリカ大会決勝。ブラジルと死闘を演じ、PK戦でゴールを外したイタリアのエース、ロベルト・バッジョの言葉を思い出す。「PKを蹴る勇気を持つ者だけが、失敗することができる」。チャレンジする勇気がない者は失敗すらすることができない。
子供を育てるには、彼らがたとえ失敗しても、大人がそこを評価してあげなければいけない。どんな偉大な人でも、数えきれないほどの失敗がその輝かしい功績を支えているのだから。
”アメリカでいま小学生の子供たちが就職する頃、その約65%が現在存在していない仕事に就いているだろう”は、ある意味、衝撃的な数字ですね。
「空中用タクシーなどの乗物運転手」
そんな乗物、未来図にはよく有りますが実現しないねえ~~。
規制が難しいから?