余命18日をどう生きるか 淀川キリスト教病院 田村恵子さん |
ホスピス病棟に入って来る人の、余命が、17.6日からきているそうです。
様々な死をみてきた田村恵子さんの、お話です。
・”私の死”に向きあうとき「問い」が生まれる
「どうしてこの私なのか・・・・」「何のために生きてきたのか・・・」「この私が存在する意味はなにか」「神は存在するのか」
・患者は、自らの命の限りと向き合って、たくましさとしなやかさを増していく。
竹がしなうように(だ、そうである)
・中には「今、一番しあわせな時間をすごしている」と語る方もいるそうです。
・あなたは、”あなたのままで”
あなたは、”あなたのまま”で、たいせつです。
あなたの人生の最後の瞬間まで大切な人です。
ですから、私たちはあなたが安らかに死をむかえられるだけでなく、最後まで生きられるように全力を尽くします。Saunders,D.C
・ホスピスの経験から”生き方”を考えると
「病気になった時期にどれだけ真剣に死をかんがえられるか?」
死は個人のものであると同時に、家族や社会のものであります
知識がなければきちんと死にむきあうことはできないという部分もあります
問題は「弱っていくプロセスも含めて人生だ」と心から思えるかどうかなのです
現実の束縛から両手を放して、はじめて見えてくるものもあるのではないでしょうか?
わたしも、死について深く考えられるようになるまでには、長い時間が必要でした
・私は、「余命18日をどう生きるか」
誰にでも死があることを認識すること
毎日をがんばったと思える一日にする
明日をないと思い、今日、心に思うことは今日、行うこと
・死はすべての人に必ず訪れる真実です、
死について考え、向きあうことで、
命の尊さや生きることの大切さを感じるようになってくる。
ホスピスにいると、よく思うことです。