キャノングローバル 戦略研究所研究主幹 山下 一仁氏 朝日新聞 |
TPPは参加か不参加か、消費税も引き上げるか否か、の選択しかない。いずれの立場の国会議員も自己の主張を貫くなら、民主党、自民党とも壊し、現状の打破か維持かという基本的な政策枠組みを軸として、新たな二大政党を作るしかない。 そうなれば、自らの議席を確保できるかどうかで政治家が離合集散する政策不在の政党政治から脱却して、有権者が政策で政党を選べる真の二大政党制を実現できる。1955年の保守合同は、自由党と民主党が合体して自民党を結成し、社会党に対峙するという体制を実現した。2012年も政治構造を変える節目の年となるかもしれない。日本の政治も議席の確保より歴史の審判を気にかけるときが来だのではないだろうか。
本当におっしゃる通りなんですが、できるか、できないかこれが問題ですね。本当に日本をどうしたいのかが、今の政党では分からないです。