敗因「高さ」ではない 不振男子バレー |
ミドルブロッカーの松本は、相手の攻撃が中央からの速いバックアタックなのか、前衛の速攻なのか、予測を外され続けた。「癖もデータも知っていた。相手の動きも見えた。でも動きながらの駆け引きで後手に回った」
強豪キューバに完敗した後、同じミドルブロッカーの山村が相手の巧みさをこう語った。「上から抑えこむ高いブロックと、下に打たせない低くて速いブロックを、こちらの動きを見ながら使い分けてきた」
日本は駆け引きが下手だから敗れた。最高級の技術やスキルを備えていないので負けた。2人のコメントから「やっぱり相手は高さがあった」という決まり文句を取り去れば、素直にそう受け取れるはずだ。「高さに対して頭が真っ白になるのがいけない。視野を広く、きりぬける方法を探さないと」と清
水。とらわれがちなバレー界にも通じる。
政治の世界でも、ないものねだりをしてもしょうがない、何か切り抜ける方法を考えるべきなのであろう!!