ボランティアの問題点 |
確かに、ボランティアするのは、良いのですが、この方達、普段は何をしているのだろうと思った人もおりました。現地で、需要がなくなったり、この寒い時期を迎えようとする時には、今後が大変ですね。
最近は支援団体から抜けた方からの相談件数が多い。
支援団体内部の問題や、ボランティアシンドロームなどなど。
被災者の心のケアも大切だが、支援者の心のケアも必要だ。
学生ボランティアの中には、被災地で活動した後に心を病んでしまう人が少なくないという。
また、ボランティアに来ている人の中には自分の居場所を求めている人も確実にいる。
困っている人の為に手を差し伸べ、「ありがとう」を受け取ることに陶酔しているように思う。
自分の生活をかえりみず、他人(被災者)の生活だけを考えて行動することは美しくも見える。
しかし、被災者からの要望が減り、自分の居場所が減ってくると突然不安に襲われる。
そんな支援者が多くなってきたように感じる。
もともと支援活動を事業としている団体の方はそれなりの教育を受け、それなりの心構えでいる。
その差は大きい。
組織としての問題もあるように思う。
ある程度の支援活動を完了すると、「お疲れ様」の一言でスタッフを切り捨てる団体もあるそうな。