見に行ってみようか! エンディングノート |
感動のエンターテインメント・ドキュメンタリー
わたくし、終活に大忙し。
熱血営業マンとして高度経済成長期を駆け抜けた「段取り命!」のサラリーマン砂田知昭。40年以上勤めた会社を退職、第二の人生を歩み始めた矢先に胃ガンを発見。すでにステージ4まで進んでいた。残される家族のため、人生総括のために最後のプロジェクトとして課したのは「自らの死の段取り」と、その集大成とも言える“エンディングノート”の作成。果たして彼は人生最後の一大プロジェクトを無事に成し遂げることができたのか? そして残された家族は・・・。
病と向き合い、最後の日まで前向きに生きようとする父と家族の姿を、娘は記録していた。接待ゴルフ、熟年離婚の危機、病院、教会、家族旅行、そして人生最期の時。膨大な映像記録から「家族の生と死」という深淵なテーマを軽快なタッチで描き出したのは、大学在学中よりドキュメンタリーを学び、卒業後はフリーの監督助手として是枝裕和らの映画制作に従事、本作が初監督となる砂田麻美。プロデュースに映画監督として第一線を走り続ける是枝裕和。主題歌「天国さん」はハナレグミの新曲であり、劇中音楽全編もハナレグミが制作している。
監督・撮影・編集:砂田麻美
製作・プロデューサー:是枝裕和(『誰も知らない』『奇跡』)
出演:砂田知昭
音楽・主題歌:ハナレグミ
配給:ビターズ・エンド
2011年/日本/89分
彼女の持つ豊かな感性と新たな可能性、気になりますね。
これからどうなっていくのか。
ちょっといつもと違う視点から、砂田監督を解説しているサイトがありました。
http://www.birthday-energy.co.jp/
今が絶頂期なのだそうですが、ドキュメンタリー向きらしいので、
今後もオモテウラ関係なく、ハイレベルな作品を残してほしいですね。