人生がときめく片づけの魔法 抜き書き |
・自分がいらないものを家族にあげるのはやめる。本当に気に入ったものかといえばそうではなかった。これって、とっても悲しいことだと思うのです。私のしていたことは、善意を装いながら自分がモノを捨て罪悪感を、ただ人に押し付けていただけなのです。
・片づけを真剣にしていると、瞑想状態とはいかないまでも、自分と静かに向き合う感覚になっていくことがあります。自分の持ち物に対して、一つひとつときめくか、どう感じるか、丁寧に向き合っていく作業は、まさにモノを通しての自分との対話だからです。
・「立てる」は収納の基本です。
・この際、衣替えはしないと決めてしまいましょう。つまり、オンシーズンの服もオフシーズンの服も普段からいつでも使える状態にして、引き出しの入れ替えなどは一切しないことにするのです。
・いつか読むつもりの「いつか」は永遠に来ない。つまり、読み返される本は、じつはほとんどないということです。
・途中まで読んだ本も最後まで読みきる必要はありません。その本の役割は途中まで読むことだったのです。
・本はタイミングが生命。出会ったその瞬間が読むべき「時」なのです。
・プレゼントはモノそのものより、気持を届けるモノです。だから、「受け取った瞬時のときめきをっくれて、ありがとう」
・「永遠に来ないお客様」用ふとん
・私たちが生きているのは、今です。過去がどんなに輝いていたとしても、人は過去を生きられるわけではありません。今ときめくことのほうがもっともっと大事だと、私は思います。
・片づけとは、一つひとつの過去に片をつけていくこと。思い出の品の片づけは、人生をリセットし、次なる一歩を踏み出すための「片づけ祭りの総決算」ともいえます。
・ときめくかどうか。心にたずねたときの、その感情を信じてください。
・つまり自分が持っているあらゆるモノの定位置を一つ残らず決めること。じつはこれこそが収納がなにかとの本質なのです。
・まず、素材や大きさ、使用頻度が近いバッグを組み合わせて入れ子にします。取っ手はすべて外に出した状態で、バッグを購入したときの袋にしまいます。本を並べるみたいにバッグを立てて並べます。
・まず天袋には、季節モノを収納するのが基本中の基本です。
・ちなみに、私は、スポンジもまな板もざるも、なんでもベランダに干してしまいます。
・わたしの片づけの裏テーマは「お部屋を神社のような空間にすること」。つまり、自分が住む家を清らかな空気の漂うパワースポットにすることなのです。
・大切にすればするほど、モノは「あなたの味方」になる。だから、ちゃんと定位置があって、そこに戻されて休めているモノたちは、輝きが違うのです。
・「片づけしたら、自分のやりたいことが見つかりました」
・しかし結局、捨てられない原因を突き詰めていくと、実は二つしかありません。それは、「過去に対する執着」と「未来に対する不安」。この二つだけです。
・モノとのご縁は、人と人とのご縁と同じくらいに、貴重で尊い出会いなのです。だから、そのモノがあなたの部屋にやってきたのには、必ず意味があるはずです。
・だって、ときめかないモノを持っていたり、必要のないモノを持っていたりするのは、不自然な状態だと思いませんか。だから、片づけをすることで、人は自然体で生きられると思うのです。
・でも、片づけなんてさっさと終わらせたほうがいいと思ってます。なぜなら、片づけは人生の目的ではないからです。
あなたは「あなたが本当にときめくこと」に大いに時間と情熱を注いでください。それはあなたの使命といってもいいかもしれません。
もう、殆ど、哲学の世界ですね、この方の片づけは!!