「努力は報くわれる」という教育が日本をダメにする |
うつ状態にある方々へのカウンセリングを通して感じること。それは「努力が正当に評価されていないことへの不満」を強く抱えているということです。
この思いの背景にあるものの1つが「努力は報われるべきもの」という主観なのです。
●「努力は報われない」、でも「報われた時には努力をしている」
努力がすべて報われるわけではないことは、誰しも知っていることです。冷静になって、客観的に考えれば分かっているです。
そこでカウンセリングの時にお伝えしている大切なフレーズ。
人が評価される時、幸せを感じる時、それはその直前まで有意識・無意識関係なく「努力をしている」という事実がある。評価できる「努力」をしてきたのかは、結果が決めるものです。
なので、日ごろの自分自身の行動を考える時に気を付けておきたいこと。それは「成功」や「達成」に一番必要なものは「努力」ではなく、成功に至るプロセスや達成に至るプロセス。そして、成功や達成ができた人は結果として「努力」を怠らなかったという事実なのです。
「努力をする」=「報われる」ではなく、「報われた人」=「努力をしてきた人」ということをもっと強く考える必要があるかもしれません
努力の程度もあるのかもしれないが、
報われないこともある、されだ、努力なしれ得られるものは、ない